共感するプレゼンテーションやセミナーにはストーリーがあるというのは当たり前のこと。
そのストーリーをプレゼンターは、ただスピーチをするのではなく、
役者のように演技をしているようにさえ見えます。
ストーリーとなってプレゼンターから語られたプレゼンは、
聴き手の感情を動かしてどんどん引き込む威力があります。
プレゼンターは役者になりきること
プレゼンターは、役者になったつもりでスピーチをしましょう。
まず、そういう意識を持つことが大事です。
プレゼンターは、プレゼンというストーリーを演じる役者です。
役者の背景には、スライドという背景があります。
背景が移り変わるごとにシーンが変わり、ストーリーはどんどん展開していくのです。
偉大なるプレゼンテーターのプレゼンテーションやセミナーを見ると一目瞭然ですが、魅力的な役者になりきっています。
プレゼン資料ではなく台本という考え方
プレゼンテーションやセミナーの資料は、単なる資料ではなく台本だと考えましょう。
台本には、シーンがあり、流れがちゃんとあるからこそ、ストーリーがあるのですね。
伝えたいことをそのまま伝えるだけではなく、役者がセリフを言うように、表現するつもりで伝えるのです。
ストーリーと役者の表現が魅力的なら、どんどん聴き手は引き込まれていきます。
プレゼンターが大根役者にならないためには…
とはいえ、プレゼンターはプロの役者ではないので大根役者になりがちです。
大根役者となってシラけさせないためのコツは一つ。
本当に思っていることを伝えること。
・プレゼンの内容にどれだけ思い入れを持っているか
・プレゼンの内容をどれだけ本気で伝えたいと考えているか
・プレゼンの内容にどれだけ自信を持っているか
特にこの3点をよく考えてプレゼン前に自分の気持ちを高めておくことです。
プレゼンのストーリーの作り方
とはいっても、肝心なストーリーができていなかったら演じられません。
以前にご紹介したこちらのコラムの
テンプレートを利用して簡単に作ってしまってくださいね。
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