Zoomの連携サービスを紹介します。第34回はZoomとfooji(フージ)との連携です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何?」という方は、第1回をご覧下さい。
コロナ前から始まっていた飲食業の地殻変動
コロナウィルスの騒動をきっかけに飲食業の形態が変わりつつあります。店内での飲食に制限が出たので、宅配やテイクアウト、はたまたドライブスルーにも力を入れたりして。この分野でオモシロ企業と言えば、米foojiです。とくに注目すべき画素の注文方法。何と、絵文字をfoojiのアプリに入力すると、それをデリバリしてくれるのです。
ピザは当然として、ハンバーガーやフライドチキン、あるいはお寿司まで…。ほんとうに食べたかったものが届くかどうかは別にして、楽しいことには違いありません。いや、想定もしないものが配達されてくることすらfoojiの楽しみなのかもしれません。
ちなみに、foojiの創業は2015年。つまり、「コロナ前」から存在していました。実はその頃から飲食業の地殻変動は起こっていて、提供形態の多様化が進んでいたのです。上述のテイクアウト、ドライブスルー以外にも、
- トラックによる移動販売
- シェフが家庭に来て料理してくれる
- レンタルキッチンで近隣のデリバリーだけに対応する
などなど。考えてみれば、ウーバーイーツもコロナ前から存在していました。
他社のプロモーションを手伝うfooji
ただ、その中でもfoojiは変わり種です。「変わり種」というのは、foojiは単なるデリバリ会社ではないから。実はfoojiに他社のプロモーション活動を手伝うというビジネスもしています。
つまり、メディアで注目を集めることで、他の企業から、「foojiと一緒にプロモーションをやると目立てる」と注目を集めるのでしょう。もちろん、注目だけでなく、foojiの中身はハイテク企業らしく、様々なウェブプロモーションのノウハウを持っていると想定されます。この意味において、きわめてSNS時代にマッチした企業といえるでしょう。
実際にfoojiのホームページを見てみましょう。
Fooji helps your brand acquire and engage fans through award-winning giveaways, sweepstakes, and promotions.
Foojiは、数々の受賞歴を誇るノベルティ、抽選、プロモーションによって、御社がブランドを構築しファンを獲得することを手伝います
とのことで、まさに他者のプロモーションを支援するのが本業と見て取れます。
Zoomのエクスクルーシブ・プロモーションも
では、Zoomとの連携を見てみましょう。
The Fooji Zoom Chatbot app gives customers a new channel with which to participate in promotions, including exclusive promotions that can only be entered via the Zoom Chatbot app.
FoojiとZoomの連携チャットボットは、顧客がプロモーションに参加する新たなチャンネルを提供します。そこには、Zoomのチャットボットアプリからのみ参加できるクローズド(エクスクルーシブ)なプロモーションも含まれます。
ということで、Zoomのチャット機能を利用したプロモーションを構築できる機能とのことです。
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