Zoomの連携サービスを紹介します。第33回はZoomとmyViewBoard(マイビューボード)との連携です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何?」という方は、第1回をご覧下さい。
Zoomのホワイトボードの「裏技」
Zoomは便利なものですが、ホワイトボード機能は物足りなさを感じます。文字をタイプインしてから画面に反映されるまで時間がかかりますし、手書きで文字を入力するのはたいへんです。もちろん、これを乗り越えるための「裏技」はあります。たとえば、iPad+アップルペンシルを接続するというもの。これならば、ほぼリアルタイムで手書き入力できるのでかなり便利で、実際このような使い方をしているユーザーもいるでしょう。あるいは、本物のホワイトボードを画像として取り込むためのKaptivoも、慣れれば便利なものでしょう。
そして、ここにもう一つ付け加わる「裏技」が、今回紹介する電子黒板myViewBoardとの連携です。
電子黒板のスタンダード、myViewBoard
myViewBoardは、クラスルームなどで使える電子黒板です。パソコンとつないで文字を入力できるのはもちろん、大画面タブレット上でホワイトボード感覚で手書き入力もできます。ホームページの説明を見てみましょう。
myViewBoard is the platform that connects. Bring people, technology, and tools together in your interactive space.
myViewBoardは人々とテクノロジーとツールを接続して、インタラクティブ空間を作るプラットフォームです
とのこと。そして、その最大の魅力は、「エコシステム」と呼んでいますが、myViewBoard関連の様々なサービスがあること。
- 使い方を紹介した動画
- myViewBoardに特化したWikipedia
- myViewBoard接続できるハードウェア
- 数々の教材
などがそろっているので、ありとあらゆる便利な使い方ができるのです。
Zoom連携でオンライン授業もできる
では、ZoomとmyViewBoardの連携を見てみましょう。
user can launch Zoom Windows native client from myViewBoard software after s/he binds his/her myViewBoard account with Zoom account and signs in myViewBoard software.
ユーザーは、myViewBoardのアカウントを作ってサインインすると、その中からZoomクライアントを起動してZoomミーティングをできる
とのこと。myViewBoardは、必ずしもオンラインミーティングでの利用を前提にしたものではありません。というか、どちらかというと「電子黒板」という位置づけから、対面の場のクラスルームでの利用を想定したサービスでしょう。でも、今のコロナウィルスの状況を考えるとき、myViewBoardとZoomの連携で、オンライン授業がスムーズにできるのは大きなメリットです。
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