Zoomの連携サービスを紹介します。第30回はZoomとDocuSign (ドキュサイン)との連携です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何?」という方は、第1回をご覧下さい

不思議な日本のハンコ文化

ハンコって、不思議ですよね。契約書の正しさを証明する大事なものなのに、極論すれば誰でもハンコを押せるわけで、その「正当性」に疑問があります。また、コロナウィルスの影響でリモートワークが普及した際も疑問が出ました。契約を結ぶために、わざわざ会社に行ってハンコを押さなければならないなんてことがありました。

いっそ、これを電子化したら?技術の進歩で改ざんできないようにできそうですし、ハンコのために会社に行く必要もありません。

ここに、DocuSignの存在意義があります。

電子契約書プラットフォームDocuSign

DocuSignは、契約などの資料を電子的に管理するためのプラットフォームです。しかも、契約書だけでなく、社内の稟議書など、「ハンコ」がつく文書をトータルに管理できます。

ホームページで見てみましょう。

Agreement Cloudは、契約・合意プロセスの自動化とペーパレス化を実現。既存システムとも簡単に連携。

とのことで、ハンコいらずだけでなく、自動化とペーパーレス化によって業務を効率化できるのです。

しかも、その導入企業は全世界で50万社を超えているとか。実はこれ、重要なポイントで、契約書を取り交わすとき、自社も、相手の会社も同じプラットフォームを利用している方が便利だから。ということで、これからますますDocuSignを使う企業が増えていきそうです。

Zoomのチャット機能と連携

では、ZoomとDocuSignの連携を見てみましょう。

Connect the DocuSign app to a Zoom Chat channel to receive notifications related to your DocuSign envelopes.

DocuSignのアプリとZoomのチャットチャンネルを連携することで、DocuSignの通知を受け取ることができる

とのことで、ここでもやはりZoomのチャット機能を使って連携するとのこと。

たとえば、DocuSignで契約の細部を詰めているとき、疑問点があればZoomミーティングを行う、という使い方をするのでしょう。

ScreenClip

前ページ
第29回 ZoomとSmartsheetを連携してExcel卒業を読む
次ページ
第1回 LTI ProによるLMSとの接続を読む
 
  Zoomセミナーのページに戻る  

お問い合わせ下さい

シンメトリー・ジャパン問合せ窓口

記事には書ききれなかった様々なノウハウをご紹介することができます。ご要望・ご質問をお問い合わせページよりご連絡ください。