Zoomの連携サービスを紹介するシリーズ120回の区切りを迎えたのでまとめてみます。なお以前のまとめ記事は下記をご覧下さい。

ペット業界を変革するZoom

まずは、111回から120回の一覧を掲載します。

この中から取り上げたいのが第111回のezyVetです。ちなみにVetというのは英単語のVeterinarian(獣医)から来ていると思われます。その名の通り、獣医さんが経営する動物病院を改革するというのをよく表しています。そして、この背後にあるのはペット関連の市場規模の大きさ。2017年度は市場規模が約1兆五千億円ともいわれ、しかも年々拡大しているという成長市場なのです。ちなみに、市場規模が近い業界といえば、出版業界です。ただ、こちらは1997年をピークに減少を続けていますから、ペット業界が有望というのが分かります。

意外とZoomと相性がいいペット

とはいえ、ペットとZoomというのは、そのままでは直接結びつかないでしょう。コロナ禍の中、人間はZoomを使うのが当たり前になりましたが、まさかペットがZoomを使うわけもないし…と思いきや、実はZoomとペットというのは相性が良いかもしれません。というのは、一人暮らしや共働きの夫婦がペットを飼う場合、必然的に日中の時間はペットが一人(一匹)切りになります。その際、ペットが何をしているんだろう?と気になるのは人情というもの。これに応えるため、ペット見守りカメラが人気なのだとか。

こちらのFurbo ドッグカメラは、人工知能<AI>搭載。「超高画質なカメラと愛犬との双方向会話」との触れ込みですから、「会話」はともかくとして、ペットに声をかけたりペットの声を聞いたりすることができるのでしょう。しかも、

スマホの無料専用アプリ(iOS/Android対応)を使って外出先からおやつをあげて、愛犬と遊ぶことができます。

とのこと。そして、お値段なんと24,980円。となると、ここまでの高機能はいらないからZoomでペットの様子を観察したい、というニーズが出てくるのではないでしょうか。

そしてロボットペットの時代へ

そして、この流れの延長線上にはペットのロボット化があります。たとえば、ソニーのアイボ。

実際に体験してみると分かりますが、きわめてよく出来ています。この鼻先はカメラになっていますから、今度は逆にアイボの見ている映像をZoomで人間が見たい、というニーズが出てくるかもしれません。

考えてみれば、ペットを飼いたいという気持ちを満たすのは、本物の生きているペットだけとは限りません。昔でいえばたまごっちでも、「誰かをケアしたい」という養護欲求は満たされるでしょう。であれば、そこにZoomが入っていくというのは、可能性としてはあり得るのではないかと思います。