Zoomの連携サービスを紹介します。第12回はmonday.com (マンデイ・ドットコム)です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何?」という方は、第1回をご覧下さい

労働生産性を上げるツールとしてのZoom

Zoomはもちろんテレビ会議システムではあるのですが、労働生産性を上げるツールとしても計り知れないポテンシャルを持っています。

たとえば営業。従来の訪問型営業であれば、1日3件も商談をこなせばイッパイイッパイでしょう。移動時間と心理的・肉体的負荷が高いものです。ところがZoomによるリモート営業の場合は、1日あたり倍の6件も余裕で可能だとか。しかも、移動時間もありませんし、肉体的負荷も訪問型営業とは比べものにならないくらい低いモノです。おまけに交通費も変わらないわけですから、生産性が上がる可能性は大でしょう。

ただ、逆に1日何件ものリモート商談をこなすのには、それはそれでスキルが必要なのだとか。スケジューリングもそうですし、たくさんの見込み客を抱えながら、「A社の見積は○月□日まで、B社に提案書を送るのは△月◇日まで…」と様々なタスクを管理する必要があります。ここに、今回紹介する連携サービス、monday.comの必然性が出てきます。

タスク管理を超えたワークOS、monday.com

monday.comを分かりやすくいうならばタスク管理ソフトです。先ほどのような、A社には…、B社には…というタスクを見える化し、しかもそれぞれに担当者をアサインできるので、チームでのタスク管理に適しています。しかも、様々なビューがあり、中にはガントチャートもあるので、プロジェクト管理ソフトとしても役立つでしょう。

ただ、その機能を詳しく見ると、たんなるタスク管理ソフトを超えた機能があるのが分かります。たとえば、ワークフロー機能。これは、仕事を一連の「流れ」と捉え、「ここからここまではこの担当者が行う。次のステップに進むためには決済者が決済をする。そして…」と業務を作り込むものです。あるいは、このワークフローを社外の人と共有する機能。自社内だけで完結させず、お客様まで巻き込んで業務を効率化しようという思想があるように見えます。実際、monday.comは、自社のプロダクトを下記のように説明しています。

monday.com is a Work Operating System (Work OS) that helps teams communicate, manage their projects, and map out their goals. Unlike other systems, we provide a way to manage everything – not just projects.

monday.comは「ワークOS (Work Operating System)であり、チームメンバーがコミュニケーションをとったり、プロジェクトを管理したり、ゴールを見える化することに役立ちます。他のシステムとは違い、単なるプロジェクトの管理ではなく、われわれは仕事のすべてを管理します。

なお、monday.comに関する詳しい記事はこちらをご覧下さい。

Zoomもプロジェクトと捉え、ワークOSで管理する

では、このmonday.comとZoomが連携されるとどうなるのでしょうか。

For instance, you can create a new item in monday.com once your Zoom meeting is scheduled. In that item, you can pick specific insights that you’d like to get from that meeting. It can be the amount of participants, the meeting duration, the cloud recording of the meeting and so much more!

たとえば、Zoomミーティングを設定したときには、monday.comにアイテムを作り、そのZoomミーティングの詳細を格納することができます。たとえば、参加者の人数、Zoomミーティングの時間、クラウド録画をしているかどうかなどです。

単純に考えても、Zoomによるウェビナーを開催するためには、その前工程、後工程があります。告知をして集客、有料のウェビナーであれば決済、そして出欠管理など…。いわば、Zoomウェビナーもひとつのプロジェクトと捉え、それを全社的なワークOSに格納しようというのがこのZoom連携サービスの狙いなのでしょう。

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