聞き手として参加しているプレゼンテーションやセミナーで睡魔に襲われること、ありますよね。
そんな眠くなるプレゼンテーションやセミナーには特徴があります。
ダラダラ続くような感じや刺激がない感じ、つまりメリハリのないプレゼンテーションやセミナーは、どんなに良い内容であっても睡魔が襲ってきます。

ここでは、プレゼンテーションやセミナーで聞き手を眠くさせないためのコツを3つご紹介します。

プレゼンでは一方的にしゃべらない

プレゼンターが一方的に話す講義型であると、聞き手にとっては退屈してきます。
スライドを棒読みするだけなら、なおさらの事、眠くなってつまらないプレゼンやセミナーになってしまいます。

対話型のプレゼンテーションにしてしまいましょう。
聞き手に質問をするだけです。
問いかけてみることで、聞き手にとっては“自分も参加している”と感じることができます。

あらかじめ想定した答えを引き出す質問をすることがベターですが、少し上級ワザ。
ちなみに、プレゼンテーション・カレッジでのセミナーでは、質問は全て計算し尽くされています。
でも、少し難しそう…と感じる場合や、想定外の質問が出た時に捌く自信のない場合は実際に答えてもらう必要はありません。
その時に大切なことは、問いかけた後に聞き手が考える時間をとること。
十分に時間を取った上で再び話しましょう。

プレゼン中には休憩を取る

人間が集中できる時間は、大人になるにつれて長くなりますが、最大90分だと言われています。
1時間以上のプレゼンテーションやセミナーの場合は、できれば45分〜60分に一度、5分から10分の休憩を取ると、集中できるプレゼンテーションやセミナーになるでしょう。

5分でもいいので休憩を挟むだけで、聞き手もリフレッシュでき、充実したプレゼンテーションやセミナーになります。

プレゼンの全体像を見せる

2時間を超えるような長時間のプレゼンテーションの場合は、全体像を見せておきましょう。
そうすると、今どの部分を聞いているのかということが明確になります。
そして各章が終わるごとに「今、ここをやりました、次はここですよ。」と聞き手に示すことで、聞き手が混乱することがなくなります。

とはいえ、2時間以下のプレゼンテーションやセミナーでは、最初に全体像を見せる必要はないでしょう。
2時間以下の場合に全体像を見せてしまうと、ストーリーの結果を先に知ることになり、せっかく組み立てたストーリーが台無しになってしまいます。

聞き手に伝えたいことがしっかりと伝わるようにメリハリのあるプレゼンテーションをしてくださいね。

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