Zoomの連携サービスを紹介します。第7回はCalendly(カレンドリー)です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何?」という方は、第1回をご覧下さい。
社外の人とのミーティング設定を自動化するCalendly
社外の人とのミーティングを設定するのって、手間ですよね?来週のご予定はいかがでしょう?と聞いて、いくつかの候補日をもらい、その中から自分に都合がいいものを送る…。メールで何回かやりとりをしなければならないし、間違えたらいけないので気を遣います。
ちなみにこれ、国際的な仕事をしていると、もっとたいへんだそうです。時差があって、「じゃあ、次回のミーティングは○日の□時から」と言われても、それってそっちのタイムゾーンの話?こっちのタイムゾーンの話?となってしまいます。おまけに米国や英国はサマータイムがあって、あぁ、もうややこしい…というのをITの力で簡単にするのがCalendlyです。
米国では200万人を超えるユーザーを持つそうで、生産性の高さはこのようなサービスによっても支えられているのでしょう。ちなみに、わかりやすい使い方がLifehacker日本語版で紹介されていたので、ご興味がある方はぜひチェックして下さい。
CalendlyでZoomミーティングも自動設定
では、ZoomとCalendlyの連携サービスを見てみましょう。
Connect Calendly + Zoom to automatically add video conferencing details to your calendar events and meeting reminders so everyone is prepared and on time.
CalendlyとZoomを接続することで、自動的にZoomミーティングの詳細をカレンダーに追加することができます。リマインダーによって、参加者全員が忘れずにミーティングに備えることができます。
より詳しくは、下記の機能が提供されます。
- Automatically generate unique Zoom conference details for every meeting you schedule. 自動的に一意のZoomミーティングの詳細がスケジュール帳に記載される
- Eliminate the need to manually enter or remember conferencing details for all your meetings. Zoomミーティングの詳細を手動で管理する必要がなくなる
- Update meeting details in real time when rescheduling or canceling. Zoomミーティングがリスケされたりキャンセルされた場合には、リアルタイムで反映される
Calendly創業者が体現する米国のダイナミズム
なお、Calendlyを提供している会社は米国アトランタを拠点にしていますが、創業者のTope Awotona氏は、ナイジェリア出身とのことです。しかも、12歳の時にお父様が強盗に殺されるという経験をされたそうで、厳しい人生を送ってきた方です。そんな人物でも創業して、大きなチャンスをつかめるというのは、アメリカのダイナミズムを象徴しているように思えます。
そんなTope Awotona氏のインタビュー記事を見つけたので、こちらに共有します。
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