Zoomの連携サービスを紹介します。第31回はZoomとMacro (マクロ)との連携です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何?」という方は、第1回をご覧下さい。
Zoomの弱点、ホワイトボード機能を補完
Zoomは便利なものですが、弱点もあります。たとえば、ホワイトボード機能。ミーティングの参加者全員が書き込みできるのはいいのですが、書き込んでから文字が反映されるまで時間がかかってしまうので、実務で使うのは苦しいところ。
だったら、もっと便利な外部(Zoom以外の)サービスを使えば?と言うところにZoom連携サービスMacroの存在意義があります。ちなみに、これまで紹介してきた連携サービスとことなり、Zoomの機能そのものを拡張するので、要チェックです。
会議を効率化するMacro
MacroとZoomを連携すると、議事録の作成が簡単になります。具体的には、Zoomのチャットパネルの代わりに、Googleドキュメントとの連携パネルが現れるのです。そこに文字を入力すると、自動的にGoogleドキュメントと連携されます。
Macroの機能はそれだけではありません。Zoomミーティングの中で、「誰がどのくらい話しているか」をビジュアルで見せてくれるのです。対面でのミーティングでもそうですが、誰か1人だけ話をして他の人が意見を言えないのではミーティングの意味がありません。あるいは、逆に誰か1人だけ意見を言わないというのも困りもの。これをデータで示すことができれば、よりミーティングを効果的にできます。
Zoomの機能を拡張するMacro
では、ZoomとMacroの連携を見てみましょう。
Macro augments the Zoom UI with rich airtime data and a smart-compose notepad that categorizes your notes as their taken and instantly syncs to GDocs
MacroはZoomのユーザーインターフェイスを拡張し、エアタイム(誰が話しているか)のデータを明らかにします。スマートノートに記載したものは、自動的にカテゴリー化されてGoogleドキュメントに同期されます
Macroを導入すると、それだけでZoomミーティングを効率化できそうです。
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