Zoomのウェブ連携サービス172 ZoomとTotalCoaching連携で結果にコミット

Zoomの連携サービスを紹介します。第171回はZoomとTotalCoaching (トータルコーチング)との連携です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何？」という方は、第1回をご覧下さい。

「親身さ」が大事なパーソナルトレーニング

「結果にコミット」というキャッチフレーズで有名なライザップ、ひと頃ものすごい人気を誇っていました。その秘密は、パーソナルトレーナーによる熱心な指導。それこそ親身になって、トレーニングの仕方から食事まで指導してくれるので、「この人の熱意に答えなければ」とダイエットが進むのだとか。人間は、自分のためというよりも、人のための方が頑張れる動物なのでしょう。

もっとも、この「人のための方が頑張れる」というのが、悪く働いてしまうこともあるそうです。それが、「オレオレ詐欺」。最近は高齢者も気をつけていますから、「母さん、オレだよ」と電話がかかってきても「なんだかアヤシい」と慎重に対応するそうです。ところが、そんな人もコロッとだまされてしまうセリフがあって、それが「上司に借金を立て替えてもらって迷惑をかけている」というもの。「人様に迷惑をかけている」という、「人のために頑張れる」の裏返しの心理があると、人間はついつい行動してしまうようです。

話を元に戻して、パーソナルトレーナー。ウィズコロナの時代は、トレーニングや食事の指導もオンラインの方がよいのではないか…？そんな発想が今回紹介するパーソナルコーチのためのアプリ、TotalCoachingの背後にあるポリシーです。

パーソナルトレーナーのためのアプリTotal Coaching

では、ホームページを見てみましょう。”TotalCoaching is the personal training software you’ve been looking for:” (TotalCoachingは、パーソナルトレーニングソフトウェアで、以下の機能を提供します)という説明の後に並べられているのが、

• Build fitness and meal plans online (オンラインでフィットネス計画、食事計画の作成)
• Deliver them to your clients’ smartphone (その計画をクライアントのスマートフォンに送信)
• Includes a complete training log (トレーニングの記録を保管)
• Includes a 25,000 foods database  (25,000種類もの食品データベース)
• Includes personal training apps (パーソナルトレーニングアプリ)

というもの。それこそ、パーソナルトレーナーに必要なありとあらゆる機能が盛り込まれている印象です。

そして、フィットネスの種類も充実しているのがTotalCoachingの魅力です。

• Dumbells (ダンベル)
• TRX
• Various machines (筋トレマシーン)
• Olympic lifting (重量挙げ)
• Excercise ball (メディシンボール)
• Cardio (有酸素トレーニング)
• Stabilisation exercises (プランクによる体幹トレーニング)

今流行のものをモレなく押さえている印象です。

Zoomで「親身さ」が出せる

では、ZoomとTotalCoachingの連携を見てみましょう。

Your clients already appreciate your programs, but sometimes, even online clients need a bit of human contact!  Launch a Zoom conference right from a discussion you’re currently having with a client. Want to talk to an entire group of clients? Share your Zoom meeting link with an entire sub-group at once.

あなたのクライアントは既に満足しているとは思いますが、時にはオンラインのクライアントもヒューマンタッチが欲しいものです。クライアントとの「会話」から、すぐにZoomミーティングをきどうできます。集団でのコーチングをしたいですか？Zoomミーティングのリンクをグループに共有できます。

冒頭に述べたライザップのように、トレーニングがうまくいく秘訣はそのトレーナーがどれだけ親身になってくれるかにあるようです。Zoomによって、この親身さを出すことができれば、たとえオンラインでもトレーニングは成功しそうです。