Zoomの連携サービスを紹介します。第70回はZoomとEpihub (イーピーアイハブ)との連携です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何?」という方は、第1回をご覧下さい。
密かに流行るオンライン個別指導
密かに流行っているオンライン個人レッスンというのをご存じでしょうか?たとえば、オンライン個人レッスン紹介サイト「サイタ」では、300種類以上の習い事が登録されています。英語や韓国語などの語学系はもちろん、
- スポーツ (ランニング、ピラティスなど)
- 音楽 (ボイストレーニング、ドラム、ピアノなど)
- ダンス (バレエ、ヒップホップなど)
- 資格 (日商簿記、医療事務など)
極論すれば、ありとあらゆる分野がそろっています。
そのメリットが「サイタおすすめの理由」という下記3つに凝縮されています。
- 曜日や時間だけでなく、レッスンの頻度も自分で決められるので無理なく好きなだけレッスンが受けられます。
- 全国でコーチを選択可能なので、最寄駅や会社の近くなど自分の都合の良い場所でレッスン可能です。
- マンツーマンレッスンなのでコーチが要望に合わせてやりたいことやできるようになりたいことに集中した内容にカスタマイズできます。
どれも「なるほど」と思えるもので、思わず申し込みたくなること間違いなし。
実はこの状況、教える側にとってもメリット大。これまで、時間の制約、場所の制約、そして集客が難しいがゆえに教えるチャンスを逃していたのが、興味を持つ潜在顧客にリーチしやすくなっています。ましてやいまはコロナの時代。対面で教えることはかなりハードルが高くなっています。でも、Zoomなどのオンラインシステムを使えば、教える側も、教えられる側も安心して授業に臨めます。
このオンラインの個別指導を自社にも取り入れたいと言うとき役立つのがEpihumです。
オンライン個別指導プラットフォームEpihub
Epihubは、オンラインの個別指導を自社で提供するためのプラットフォームです。ホームページを見てみましょう。
Schedule, teach, and bill from your site. There are three steps to working online, so you’re not waiting in line to start ○○
あなたのサイトからオンライン個別指導をスケジュールして、実際に教えて、課金しましょう。○○を始めるためのステップはわずか3つですから、待つ必要はありません。
ちなみに、上記の「○○」のところは、様々な言葉が入るようにウェブサイト上では工夫されています。
- coaching (コーチング)
- tutoring (チューターリング:家庭教師)
- counseling (カウンセリング)
- teaching (ティーチング)
などですね。要するに、オンライン個別指導ならば分野を問わず対応しているというのがEpihubの使いやすいところなのでしょう。
Zoomでオンライン個別指導が簡単にできる
では、ZoomとEpihubの連携を見てみましょう。
Epihub helps Zoom users run a tutoring business online. With Epihub, any Zoom user can tutor students remotely.
EpihubによってZoomユーザーはオンライン個別指導ビジネスを始めることができます。Epihubによって、リモートでも生徒さんを簡単に教えることができます。
自社のウェブサイトに組み込むタイプの機能なので、簡単に予約・指導提供・課金ができるということです。
ただ、この手のビジネスでキモになるのは集客。オンライン個別指導の機能を入れたからと言って、すぐに集客できるというものではないでしょう。その意味では、ある程度の規模を持つ会社が取り組むべきだと思います。中小の企業は、まずはサイタの様なところで顧客を集める方が良さそうですね。
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