Zoomの連携サービスを紹介します。第44回はZoomとFlixier (フリクシャー)との連携です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何?」という方は、第1回をご覧下さい

かつてないほど高まっている動画を編集したいニーズ

「動画を編集したい」というニーズがかつてないほど高まっています。といって、誰もがyoutuberになりたいというわけではありません。コロナウィルスの影響でリモートワークが広がる中、従来であれば対面で伝えていたものを、動画に切り替えたい(もしくは切り替えなければ)という状況が多くなっているのです。

典型的には、新入社員研修。二歩においてコロナウィルスの危機がもっとも高まったのは、2020年4月でした。政府が緊急事態宣言を出したのが4月7日(火)。解除が5月25日(月)でしたから、4月中に行うべきであった新入社員研修の多くはキャンセルされたのです。ただ、そうは言っても、研修をまったくやらないわけにはいきません。

ビジネスのイロハを教えたいというのもありますし、新入社員の方々に、「手厚い研修を受けることができて、この会社に入って良かった」とエンゲージメントを高く持ってもらうためにも必要です。その際、動画というのは大きな選択肢。ビジネスマナーや仕事の受け方などの実務的な内容とともに、先輩社員や上司からのメッセージが届けば、安心できるというものです。ここに、動画を編集したいニーズの高まりが出てきました。

ウェブ上で動画編集できるFlixier

ということで、必要になるのは動画編集ソフト。定番と言えば、一昔前ならばマイクロソフトのWindows Live Movie Editorだったのですが、最近はサポートしていないようです。そうなると、Power DirectorかAdobe社のPremiere…となるのですが、そこに割って入る新たな選択肢が、Flixierです。

Flixierの便利なところは、なんと言っても「ウェブ上で動画が編集できる」というところにあります。逆に言うと、他のソフト、Power DirectorやAdobe Premereは、パソコンにインストールする必要があります。そうすると、インストールしたそのパソコンでしか動画編集できないことになり、生産性が落ちてしまいます。大量の動画マニュアルを一気に作るなんてとても無理。でも、Flixierならばウェブ上で編集作業ができるので、極論すれば「誰もが」作業をすることができます。たとえば、侵入者医受け入れのための先輩の自己紹介動画をつくる際などは、一気にできて便利でしょう。しかも、その操作は簡単。直感的にできるので、先ほどの「誰もが」というのはあながち大げさな表現ではありません。

Zoom連携で簡単に(シームレスに)動画編集ができる

では、このFlixierとZoomの連携を見てみましょう。

With this integration we enable you to easily and seamlessly search and import your meeting recordings in Flixier where you can turn them into professional looking videos that are ready to be shared on websites, blogs, YouTube channels, education channels, or to use them in wide company memos.

このZoom連携アプリにより、Zoomミーティングの録画を簡単に検索しFlixeierにインポートできます。Flixier上では、Zoomミーティング録画を編集することで、ウェブサイトの掲載やブログでの掲載、youtubeへの投稿や教育チャンネルでの共有、あるいは社内メモとして活用できます。

とのこと。

これ、Zoomユーザーにとっては実務上ありがたいところ。というのは、Zoomは有料プランにするとクラウド上に録画できるのですが、その録画スペース(容量)は限られています。もちろんお金を追加で払えば録画容量は増えますが、そこまでやりたくない場合、こまめにクラウドからダウンロードする必要があります。

Flixierを使って、簡単に動画の編集ができ、ダウンロードすることが必要なくなるのであれば、便利な機能と言えるでしょう。

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