Zoomの連携サービスを紹介します。第147回はZoomとWeTeachMe (ウィーティーチミー)との連携です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何?」という方は、第1回をご覧下さい

趣味の分野にもあり得るZoom講座

この連載では、これまで様々なラーニング・マネジメント・システム(LMS)や教育サービスを提供してきました。Zoomというのは教育と相性がよいためですし、ポストコロナの時代にはますます求められるからです。ただ、そこには偏りがありました。学校教育やビジネス教育のためのサービスは多かったのですが、実は趣味の分野でも教育というのはあり得る、と言うことです。

たとえば手芸。ニットやレース編み、あるいはキルトやカリグラフィーなど、実用的に役立ちますし、人生を豊かにしてくれます。しかも、手芸の技は凝ったものが多く、しっかりと学ばないとなかなか身につきません。と言うことは、ここにもZoomの出番があるはず。と言うことで、WeTeachMeの出番です。

趣味の講座プラットフォームWeTeachMe

WeTeachMeは、”Upskill at home or IRL.  Discover classes on art, cooking, fitness, and more.” (家庭やリアルライフでのスキルを高める。アート、クッキング、フィットネスなどのクラスを見つけましょう)と言うキャッチコピーのウェブサービスです。その通り、サイトには様々な講座が登録されています。補足ですが、IRLは”In Real Life”と言うネット上のスラングです。

たとえばこちら、”How to Use Your Sewing Machine Online Workshop” (ミシンの使い方、オンラインワークショップ)という講座。リアルタイムでZoom配信だそうで、興味がそそられます。しかもこちら、有料です。60オーストラリアドルということで、日本円にすると約4,800円。ちょうどいいお値段という感じです。ちなみにこのWeTeachMe、オーストラリアの会社なので、登録されている講座もオーストラリアのもの。時差が2時間なので、日本から参加するのも便利。ちょとわくわくしますね。Zoomミーティングでオーストラリアの人からミシンの使い方が学べるなんて。

なお、講座の提供自体はWeTeachMeが行っているわけではありません。WeTeachMeはあくまでもマッチングサイト。講座の提供は、それぞれの専門家が行っています。逆に言うと、誰もがここで講座を提供できるので、先ほどとは逆、つまり日本にいながらオーストラリアの人にZoom講座を提供することも可能です。なんて講座もありますから、日本人の手芸の先生は人気が出そうですね。

Zoom連携できるのは、手芸の先生にもありがたい

では、ZoomとWeTeachMeの連携を見てみましょう。

Streamline your online class creation and delivery process with the Zoom integrations for WeTeachMe. Create a Zoom video call link for each class date without any manual work.

WeTeachMeとZoom連携で、オンラインクラスのスケジューリングと提供が簡単になります。手間いらずで簡単にZoomミーティングのリンクを作成できます。

これは想像ですが、WeTeachMeで講座を教えている人は、必ずしもITが得意な人ではないと思います。手芸やアート、クッキングなどの専門家なわけですからね。そんな人に、簡単にZoomを使えるようにするというのは、とても便利な連携でしょう。

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