Zoomセミナーで集客もできるノウハウを紹介してくれているのが、森川くみこ先生のご著書「『やわらかZoom集客法』: 顧客をファン化するセミナーメソッド」です。

実はデメリットもあるZoomのセミナー

著者の森川先生は、もともとは対面でのセミナーをしていたとのこと。それを踏まえて、Zoomによるセミナーにもデメリットがあることをハッキリと指摘しているのが本書のユニークなところです。

  1. 板書ができないので、構成や資料の準備をきちんとしておく必要がある。
  2. Zoomの仕組みをうまく活用できないと、成約率は下がる。

の2点です。

ただ、逆に言えば、セミナーの準備をしっかりして、Zoomのしくみをうまく使えれば、成果が上がるのでしょう。ちなみに、上記の「成約率」の補足をします。著者の森川先生のビジネスモデルは、セミナーで集めた人に商品を販売するというものです。つまり、Zoomのセミナーだけで儲かるしくみができるわけではなく、商品の販売まで言ってはじめて売上が上がるのです。なので成約率が重要になっています。

その上で、Zoomセミナーのメリットが下記の7点にまとめられています。

  1. 場所を選ばずyoutubeのように接触頻度を増やすことができる
  2. 視聴者が希望する時間に放映できる
  3. お客様が納得した状態であなたの商品を購入できる
  4. 匿名で参加できるので、陰ながらこっそりファンになる
  5. 人件費及び会場費の削減。場所的自由。魅力的な場所で放映が可能。
  6. ビデオカメラの持参が不要で何度も再放送できる
  7. 双方的(インタラクティブ)なコミュニケーションが取れて臨場感が出る

Zoomセミナー集客のキモはランディングページ

一方で、そもそものZoomセミナーにどうやって集客したかも気になるところ。著者の森川先生は、

  • LINEで募集して開催日にZoomのURLを投げただけ
  • ランディングページ( LP)を毎回アップデートして参加率を高めた
  • LINEステップを使って読者教育をしながらセミナー集客をした

とのことです。なんだかあっさりしていますが、実際にこれで1年間に505件の申込を獲得できたそうです。ただ、

ランディングページやLINEステップの完成度がとてもネックになってくるわけです。

(本文まま)とのことですから、しっかりとユーザーのニーズを把握するような作り込みをされているのでしょう。ちなみに、そのランディングページというのがこちら。Zoomセミナー集客の参考になるかもしれません。

Zoomセミナーで絶対に使った方がよい機能

著者の森川先生は、Zoomの有料版を使うことを進めていて、その中でも下記の機能は絶対に使うべきであると提唱されています。

ターゲットのサーチができる挙手機能

上述のとおり、森川先生はZoomセミナーに参加した人に教材を販売するというビジネスモデルをとっています。そして、お客様のニーズを探るためには、Zoomの挙手機能が有効であると提唱されています。

聞きにくいことを質問してもらうプライベートチャット

Zoomには、指定した相手だけにチャットを送れるプライベートチャット機能があります。これを使って、お金の面などの聞きにくいことを聞いてもらうという運用ができるとのことです。

遅刻者や参加人数を管理できる「待機室機能」

著者の森川先生は、Zoomの待機室機能を、定刻に来た人と遅刻してきた人を分けるために使っているそうです。

なぜ、遅刻者を区別する必要があるのでしょうか?それは、ズバリ「真剣度合い」の振り分けができるからです。事前にセミナーの内容が案内されて、真剣に参加したいという意欲があるお客様は、当然スタート前からスタンバイして始まるのを心待ちにしています。(中略)まさしく、理想の見込み客そのものですよね?一方、遅刻してくる人は、よっぽどの用事があって仕方なく遅刻…という方を除いて、ほぼ見込み度合いは低くなります。

ということで、先ほどの物販というビジネスモデルを成功させるためには必須と言えるでしょう。

即フィードバックできるクラウドレコーディングは最初から設定しよう!

また、Zoomのレコーディング機能も必須とのこと。

では、お客様にセミナーの復習をしてもらうことが、なぜ有利なのでしょうか?熱心な方は、気になった箇所を必ず再視聴してチェックされます。そして、不安が解消されたら、商品を購入しようと考えられているのです。場合によっては、講師に直接問い合わせをされる方もいるかもしれません。

ということで、これもやはり物販というビジネスモデルを意識したものになっています。

Zoomセミナーのトラブル対処法

一方で、Zoomというシステムに頼っている限り、トラブルも想定されます。その時の対処法についても本書では明確な方針が示されています。

Zoomセミナー中にホストのパソコンがフリーズしたり、パソコンが落ちてしまったりした際は、ホストがZoom会場に戻るまで待機させておくことが大事です。

その上で、

もしも、待機が長引きそうであれば、Zoomの「ブレークアウトセッション」という機能を使って、グループワークをするように参加者を各グループ(部屋)に分けて、話し合ってもらったり、意見をまとめてもらったりすることで時間を稼ぎましょう。

と、提唱されています。

これもとても重要な指摘で、主催者としてZoomセミナーを行っていて、トラブルになると「どうしよう?どうしよう?」と焦ってしまいがちですが、むしろ待機してもらってしっかりとトラブルに対処するというのは、ある意味目からウロコの発見でした。

ここだけでは紹介できない、Zoomセミナーの様々なノウハウが詰まった本書、ぜひ手にとってはいかがでしょうか?

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[森川くみこ, F&Tマックスフルネス合同会社]の『やわらかZoom集客法』: 顧客をファン化するセミナーメソッド
画像はアマゾンさんからお借りしました。