「人前で上手に話せるようになりたい…」

そう思ったらゼッタイ手にとって損はないのがこちら。

二階堂 忠春、 田中 千尋著、聞き手を熱狂させる!戦略的話術 オバマに学ぶNLPプレゼンテーション

評価は

書名にあるとおり、米国のオバマ大統領を題材にしながら上手なプレゼンテーションの方法を解説しています。

「プレゼン」の本というと、ともすれば身振り手振りや「話し方」などの表層的な解説に終始してしまうものですが、そこからさらに一歩踏み込んだところが本書をお薦めしたい理由。

そう、実は、「ファシリテーション」のテクニックを取り入れ、聞き手の気持ちをどう動かすかが分かるのです。

プレゼン上手になりたい人はもちろん、セミナー講師を目指す人にもぜひ読んで欲しい1冊です。

以下、ポイントを。

●誰に向けて話すのかを正確につかみ、聴衆の理解しやすい、身近でかつ印象的な話題を話す。

●アウトカムの設定

                 変化        ←┐
                 柔軟に話題を選ぶ │
                 ↓           │
 現状                      → 目標
 自分・聞き手の「今」を把握する         話す目的を明確にする

●ワークシート サクッと話す目的を定めよう
1. どんな人に話しますか? (聞き手は何に関心を持っていますか?)
2. どんなことを話しますか?(あなたが心から伝えたいメッセージは何ですか?)
3. 何のために話しますか?(聞き手をどのような状態にしたいですか?)
 何かの情報を理解させたい、納得させたい、感動させたい、聞き手を楽しませたい、行動を起こさせたい
4. あなたの話がうまく伝わったときのイメージは具体的にどんな感じですか?
 日時・場所・対象者・テーマ・雰囲気など、本番でうまくいく具体的な状況を設定しましょう
5. あなたの話が成功したとわかる証拠を見つけ、イメージの中で体感します
 聞き手のうなずきや笑顔、自分の落ち着き、楽しい感覚
6. あなたのは暗視を成功させるために役立つリソースは何ですか?

●聞き手のとの共通点を探す
類似性の法則(人は同じものに安心感を覚える)

●見えるように、聞こえるように、感じるように話す
 アメリカが誕生した年、寒さが一番厳しい季節に、少人数の愛国者の一団が、氷で覆われた川岸で今にも消えそうなたき火の周りに身を寄せ合っていました(身体感覚)
 首都は、放棄されていました。敵が迫っていました。雪は血で染まっていました(視覚)
 アメリカの独立革命の先行きがもっとも危ぶまれたとき、建国の父は、次の言葉を人々に読み聞かせるように命じました。「後世に語らせようではないか。厳しい冬の中、希望と美徳以外に何ものも生きながらえないときに、都市も地方も、共通の危機に脅かされ、戦うために前進したと」

●前提は潜在意識にメッセージを伝える
人は言語を理解するとき、前提の存在を無視することができない。
 「机の上にあるペットボトルが見えますか?」
 「ご購入を決める前に、どの色合いが似合うか試着してみていただけますか?」
 「あなたは今日の授業でどれだけ多くのことを学んだか十分に気づいていますか?」

●聞き手が大切にする言葉こそ心に届く

●脳は答えが見つからないことを嫌い、答えを見つけるため大検策を行う

●話に一貫性が出るネストループ
 NLPでは空白を作ることをループを開く、空白が埋まることをループが閉じるという
 ストーリーの中に皿に他のストーリーが入っている構造

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