マンガって、ストーリー作りの原点がありますよね。

映画ほど手間がかからない割には、心の底に響くメッセージを伝えてくれる…

なので、実はリーダーとして周囲の人にビジョンを描き出すためのヒントがたくさん隠されています。

ということで、マンガのつくりかたを知りたいと思ったときに手に取るのがこちら。

山本 おさむ著、マンガの創り方―誰も教えなかったプロのストーリーづくり

評価は

★★★★☆ (購入して読む価値あり)(評価の基準はこちら)

500ページ近い労作です。

しかも、自分の作品を俎上に載せて、そのつくりかたのたねを証すという勇気のある試みに拍手!

ただ…

いささか冗長ですね。作品を一つに絞って(それも、自分の作品じゃない方が客観的で分かりやすいのでは?)、分量を抑えた方が大事なポイントは伝わると思います。

●黒澤明監督の言葉
「とにかく、映画ってやつは、どんなワン・シーン、ワン・ショットの中でも、つねに、人物と人物、人物と事物、情景と情景、あらゆるものが相克し、対照、変化、発展しているんだ」

●マンガの工程
動機(モチーフ)
発想(アイデア)
プロット(筋)
 状況
 登場人物
 事件
 結末
構成(箱書き)
ネーム

●プロットのパターン
成長もの
勧善懲悪
ボーイ・ミーツ・ガール
目標に向かって
巻き込まれ型

●プロットを結末に転がすためのポイント
 対立
 テーマとアンチテーゼ
 因果
 危機

●作者だからテーマをわかっているというのは嘘で、作者もテーマの発見にはいろいろと苦しむわけです。そこに気づいてきちんと出来れば(何を?きちんとするの?)、前に考えたクライマックスより良いクライマックスが生まれることもあるし、自分がクライマックスだと思いこんでいたイメージが意外とパターン通りのイメージだったりと言うこともあります。

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