どんなにプレゼンやセミナーの内容を完璧に用意していたとしても、共感してもらえなければ聞き手の行動変容はなかなか起こらないでしょう。

共感してもらえるプレゼンターになるためにはどうしたらいいのかご紹介します。

プレゼンターは“専門家”ではない

プレゼンターは聞き手を引っ張っていく立場にあります。
だからこそ、「しっかりしなければ」と肩を張りすぎてしまう方がたくさんいます。

「しっかりしなければ」と思うのはいいのですが、「専門家になろう」とは思いすぎない方がいいでしょう。
たしかに、プレゼンターは内容についての専門家ですが、プレゼンにおいて専門家として立ち振る舞うと、専門用語ばかりを出してしまったり、なんとなく近寄りがたい雰囲気が出てしまいます。
結果として、聴き手が距離を置いてしまうケースもあります。

近寄りがたいと距離を置かれている中で、共感は起こりにくいので、いいプレゼンやセミナーにはできません。

一度聞いたプレゼンテーションでも、もう一度聞きたいと思ってもらえるのは、「専門的な要素」があるだけではなく「共感」がそこにあるからです。

ですから、プレゼンやセミナーの主催者は、専門家ではなく先導者を目指すことです。
「この人についていこう!」と思ってもらえると、この先のプレゼンやセミナーもうまくいくはずです。

なぜプレゼンに共感が必要なのか

プレゼンターに聴き手が共感することで、どのような効果が生まれるのか?

1)共感により第一歩を踏み出せる
プレゼンやセミナーの中で「なるほど!」と、聴き手に共感してもらうと、そこから理解が深まり行動へとつながっていきます。一人では、なかなか踏み出せなかった1歩も、共感することで心が動かされて、大きな第一歩を踏み出せるようになるのです。結果として行動変容となります。

2)商品やサービスの契約やリピートにつながる
商品やサービス、提案の内容は、プレゼンやセミナーを受ける前にある程度はわかっていても、実際にプレゼンターの体験談なども耳にすると、専門書だけでは得られない実体験をもとにしたノウハウを聞けます。
それによって、共感が生まれると、こちらからおすすめしなくても、次回のプレゼンやセミナーにつながったり、関連する商品やサービスの契約につながる可能性が高くなります。

3)行動した後に「また質問したい!」と思ってもらえる
プレゼンやセミナーで共感をして、第一歩を踏み出せた聴き手は、また新たな疑問や葛藤にぶつかります。
すると、「あの主催者にまた質問したい!」と思ってもらえて、その後のやりとりで、より絆が深まっていきます。

プレゼンやセミナーでは内容はもちろんのこと、共感してもらうということも重要です。
そこから得られるメリットは大きいので、共感されるプレゼンターになれるようにしましょう。