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Zoom.usにログインしてZoomアカウントを設定する方法について解説します。その13は「設定」のサブメニュー「電話」に関する解説です。
目次
Zoom無料アカウントの設定
Zoom.usにログインし、左メニューから「設定」を選ぶと、右側パネルの上部にサブメニューが表示されます。
- ミーティング
- 記録
- 電話
ですが、その3番目の「電話」がこの記事のテーマです。
そもそもの話として、「電話」オプションの意味合いを想像も交えながら解説します。日本においてはZoomミーティングはコンピュータ音声で参加する人が大多数で、なぜこのオプションがあるのかピンとこないでしょう。しかし、米国では昔から電話による会議が盛んで、おそらくはZoomもその伝統に則っていると思われます。とくに、自宅からのリモートワークの場合、ネット回線がない、あるいはスピードが遅い場合、電話でZoom会議に参加するというニーズがある(あった？)と想像します。
ただ、前述の通り日本ではほぼ使われていないでしょうから、この記事はあくまでも参考のために作成したという位置づけです。
まず、無料アカウントではシンプルに2つのオプションが示されています。
招待状メールにある国際番号リンクを表示する
このオプションはオンにすることをお薦めします。国際電話で会議に参加する際、利便性が高まると思われます。米Zoom社の説明は下記の通りです。
メール招待状にZoom国際通話用ダイヤルイン番号のリンクを表示します
参加者リストの電話番号をマスキング
このオプションはオンにすることをお薦めします。Zoomミーティング参加者のプライバシー保護のためです。米Zoom社の説明は下記の通りです。
ダイヤルしてミーティングに招待するユーザーの電話番号は、参加者リストでマスキングされます。例：888****666
Zoom有料アカウントの設定
Zoomの有料アカウントを使っていると、実は多くのオプションが現れるので、解説します。
有料通話
このオプションは、国際的なZoomミーティングを行い、参加者が電話で参加する際に必要になると想像します。それぞれの国で電話のアクセスポイント(電話番号)を用意しておけば、国際電話をかける必要がなくなるため、コスト削減につながるのでしょう。なお、このオプションは管理者のみが変更することができます。米Zoom社の説明は下記の通りです。
国際電話番号のリンクにより、Zoomクライアントの選択済みの番号とメールの招待を含めてください。参加者は番号でミーティングにダイアルすることができます。
ほとんどの参加者がミーティングにコールインするか、コールアウトする場所を選択してください
このオプションも、国際的なZoom会議で使われると想像します。米Zoom社の説明は下記の通りです。
選択を正確に行うと、不必要な通話の遅延を削減し、通話の品質を向上できます
第三者の音声
このオプションを理解するために、英語の解説を確認しましょう。
3rd party audio conference allows you to utilize your own audio conferencing tools instead of VoIP or PSTN through Zoom.
サードパーティーの音声による会議は、VoIPやPSTNの代わりの音声会議ツールを指定出来ます。
となるので、インターネットを介した音声以外のツールをここで指定出来るのでしょう。米Zoom社の説明は下記の通りです。
ユーザーは、既存の第三者音声設定を使ってミーティングに参加できます
グローバルダイアルインの国/地域
このオプションも、国際的なZoomミーティングに関連すると思われます。Zoomミーティングをする相手がいる国を指定することで、その国のアクセスポイント(電話番号)が招待メールに表示されるとのことです。米Zoom社の説明は下記の通りです。
編集アイコンをクリックして、参加者が頻繁にミーティングでダイヤルする必要がある国/地域を選択します。これらの場所のダイヤルイン電話番号は、電子メールの招待状に表示され、その場所からダイヤルインする参加者が使用できます。
