Zoomの連携サービスを紹介します。第85回はZoomとMetix (メティックス)との連携です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何?」という方は、第1回をご覧下さい

リモートワークの可能性を広げるgoogleグラス

googleグラスをご存じでしょうか?画期的なウェアラブル端末として発表されたのですが、プライバシーの問題が取り沙汰されて下火になってしまいました。

第三世代googleグラス

これ、個人的には非常にもったいないと思っています。なぜならば、googleグラスにはこれまでの仕事のやり方を変えるぐらいのインパクトがあるから。たとえば、最近のコロナウィルスの影響でリモートワークが広がっているわけですが、製造業はなかなかそうはいきません。「現地現物」という言葉があるくらいで生産現場に行かないことにはしょうがない…と思いがちですが、実は最近「遠隔臨場」という言葉が出てきています。

これは、現場にいる人がウェアラブル端末をつけて、その画像や音声を見ながらリモートの人がメンテナンスをすると言うものです。このソリューションを提供するインド発のユニファイズ社は、業績を伸ばしているそうです。そして、このウェアラブル端末、タブレットやヘルメットに搭載したカメラではなく、googleグラスが使えれば効率的になるでしょう。ここにMetixの存在意義があります。

Metixにより実現できる遠隔臨場

ホームページで見てみましょう。というか、何よりもまずこの動画をご覧下さい。上述の遠隔臨場がピンときていただけるでしょう。

説明に移りましょう。

This tool creates a new level of connectivity between your workforce allowing your team to engage productively, with 2 way audio video communication via the powerful Zoom video conferencing system on the portable Glass platform.

このツールによって、あなたのチームの接続が新しいレベルまで改善されます。Glassプラットフォームにより、Zoomを利用した双方向のオーディオ・ビジュアルコミュニケーションが実現できます。これによって生産性が向上するのです。

リモートワーカーにZoomの力を

では、ZoomとMetixの連携をより詳しく見ていきましょう。

Metix is empowering more hands to help more people, bringing the best of Zoom Video Communications Inc. onto Glass, giving remote and off-site workers — whether that’s healthcare professionals or maintenance teams — a way to talk, interact and collaborate with others in remote locations anywhere they need.

Metixはより多くの人々をサポートするのに貢献します。リモートワーカーやオフサイトワーカーのために、GlassによってZoomの最高の可能性を引き出します。ヘルスケアの現場であろうが、メンテナンスチームであろうが、リモートでも話し合い、交流し、コラボレーションを必要とするすべての人に役立ちます。

となんとも革新的な目標を掲げています。

ScreenClip

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