Zoomの連携サービスを紹介します。第181回はZoomとPlayyDate (プレイデート)との連携です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何?」という方は、第1回をご覧下さい。
子供の預け合いプレイデート
“Play Date” (プレイデート)という英単語をご存じでしょうか?字面をみると、なんだか色っぽいように思えますが、実際のところはきわめて実用的。米国での子供の預け合いの習慣を指します。「デート」といっても、別に男の子と女の子が一緒になるわけではなく、幼稚園や保育園などのクラスメートを、仲良しのパパやママが一時的に預かるよ、という習慣です。具体的には、「【アメリカママ】こんなに違う日本とアメリカ「Play date」」という記事に詳しいので、興味がある方はそちらをご覧下さい。
この(↑)記事を読んでみると、運営の仕方がきわめて合理的。たとえば、プレイデート後のお礼メールがないなんて、いい意味でドライな関係性が垣間見えて気持ちがいいですね。そしてこのプレイデートをオンラインの力で効率化しようというのが、今回紹介するZoom連携サービスPlayyDateです。
プレイデートのマーケットプレース、PlayyDate
では、ホームページを見てみましょう。”Discover & book kids’ activity classes near you!” (ご近所にある子供のためのアクティビティクラスを見つけて予約しましょう)というキャッチフレーズがまず目に飛び込んできます。そう、PlayyDateでは、上述のようなクラスメートのようなプライベートな関係性ではなく、ビジネスとしてアクティビティを提供しているのを見つけることができるのです。この意味では、お稽古事探しと近いのかもしれません。
そして注目すべきはそのアクティビティの多さ。
- ART & CRAFT 244 classes (アートと手芸)
- SCIENCE 205 classes (科学)
- ENGLISH 187 classes (国語)
- STORYTELLING 149 classes (ストーリーテリング)
- CODING 113 classes (プログラミング)
- MUSIC 106 classes (音楽)
- FITNESS & YOGA 99 classes (フィットネスとヨガ)
- LEGO 44 classes (レゴ)
これだけの講座があれば、近所で興味にマッチしたものを見つけられそうです。
子育てもZoomをフル活用
上記のアクティビティの中から、ストーリーテリングを詳しく見てみましょう。“Online Storytelling Class by The StorySpinner” (The StorySpinnerによるオンラインストーリーテリングクラス)と題された講座は、下記の説明がされています。
It’s an hour session .It includes an Interactive Story-Telling with puppets, followed by an Activity.. all relating to the story.The idea is to reinforce the story through all means .
1時間のセッションです。対話型で、パペットを使ったストーリーテリングと、その後のアクティビティをセットでお届けします。アクティビティによって、ストーリーテリングが印象づけられます。
ここまで読むとお分かりのとおり、ストーリーテリングは日本語にするならば「読み聞かせ」。これならば、子供たちを喜ばせるクラスがZoomでもできそうです。
他の分野においても、オンラインでアクティビティを実施するための工夫があるのでしょう。ウィズコロナの時代の子育てを乗り切るためには、必要なことなんだと思います。
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