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ZoomとSkype(スカイプ)の違いについて、主に主催者サイドから解説します。

Zoomの三大メリット

ZoomとSkypeの違いはいろいろありますが、主催者としてのZoomの三大メリットは、1. 録画が簡単にできる、2. 少人数でのグループワークができる、3. AC (Audience Control)機能が豊富、です。

まず、録画に関しては、Zoomを利用の場合そのテレビ会議をワンクリックで録画することもできます。一方でスカイプの場合は、別のソフトを設定しないと録画することができません。また、録画したファイルの保管場所も、Zoomで有料プランに加入していれば、クラウド上、つまり米Zoom社の用意したサーバー上に録画ファイルを置くことが出来ます。頻繁に録画する場合、ファイルの容量が大きくなるので、これも大きなメリットです。なお、クラウド上の録画容量にも制限があるため、実際には保存すべきファイルは適宜ダウンロードすることになります。また、仮に有料プランに加入していなかったとしても、Zoomでの録画自体は可能です。ただ、この場合、ファイルの保存場所はご自身のパソコン上のみと言う制約があります。

少人数でのグループワークができるのがSkypeに対するZoomのメリット

Zoomでは、「ブレークアウトセッション」という機能で、参加者を少人数のグループに分けて、その少人数だけの「小会議室」でのテレビ会議ができます。ブレークアウトセッションを開始するには、Zoomミーティングの参加者の組み分けを行う必要があります。これは、Zoomの自動でも、もしくは主催者の手動でも行うことができます。たとえば、細書にZoomの自動で組み分けを行った後、主催者が手動で調整することも可能です。

また、ひとつのミーティング内でブレークアウトセッションは何回も実施することができます。その際、最初のブレークアウトセッションとはメンバーを交換したり移動したりして、新たな組み分けによるブレークアウトセッションが可能です。

なお、ブレークアウトセッションを実施すべき時注意する点としては、遅れてきた参加者です。最初のブレークアウトセッションに入っていないと、その後のブレークアウトセッションでも参加すべきグループがないまま、「一人っ子」として残されてしまいますので、この場合は手動でどこかのグループに属するように指定する必要があります。

ZoomのAC機能

SkypeにないZoomの特徴的な機能として、AC機能 (オーディエンス・コントロール:Audience Control)と名付けた、参加者のコントロール機能があります。具体的には、下記に代表される機能です。

  • 他の参加者のマイクをオフにする
  • 「スポットライトビデオ」で誰かを目立たせる
  • 画面に書き込んだとき、他の人の書き込みを消したり移動できる
  • 参加者を「待機ルーム」からメインセッションに入室許可できる
  • 参加者に画面の共有、チャット、名前の変更を許可する
  • 部外者が紛れ込んでいた場合、排除できる

この機能は、Zoomでセミナーを行う際、特に重要になります。たとえば、セミナー講師が話しているとき、他の参加者が話していたり生活音が聞こえてしまうと、それだけで参加者の注意がそれてしまいます。もちろん、参加者に「マイクをミュートにして下さいね」とお願いすればSkype(スカイプ)でも可能です。しかし、逆に参加者が自身でマイクをオンオフすると、やはり注意力散漫になりかねないでしょう。

また、部外者、あるいは不適切な参加者が紛れ込んでいた場合も、このAC機能が役立ちます。これは実は、昔のZoomがセキュリティが緩かった頃の名残です。以前はミーティングを設定する際パスワードが必須にはなっていなかったので、「Zoom Bombing (Zoom爆弾)」と呼ばれる、部外者による「乱入」行為がありました。このセキュリティ上のリスクに対応するため、Zoom社もソフトに改良を加えており、AC機能が充実したと考えられます。

その他のZoomとSkypeの違い

では、3大メリット以外にも、ZoomとSkypeの違いについて解説します。

  • Skypeはアプリの事前インストールが必要だが、Zoomはミーティング参加時に「Launcherをクリック」だけで接続できる
  • Skypeは音声通話は25名までだが、Zoomは100名まで対応可能
  • SkypeよりもZoomの方が概して高音質 (必要とするデータ量が少ない)
  • SkypeはSkype out (スカイプアウト)機能で、一般の電話にコールすることができるが、Zoomはできない

等が挙げられます。

予断は許さないZoomの優位性

ここまで、ZoomとSkypeを比べた場合、Zoomの方に優位性があるという解説をしてきました。ただし、これがいつまでも続くかどうかは分かりません。というのは、Skypeの親会社はMicrosoftであり、Microsoft社はTeams等で、テレビ電話会議システム、あるいはネット上のコラボレーションシステムに力を入れているからです。

また、Microsoft社は参加のLinkedIn (リンクトイン)を通じて、Lynda.comという教育サービスにも力を入れています。したがって、Microsoft社の動向次第では、Skypeがさらに機能アップし、Zoomに近づいてくる可能性もあります。zoom photo