ファシリテーションの本場と言えば米国。そこで、どのようにファシリテーターが育成されているかを知りたければ手に取りたいのがこちらの本です。
ロジャー・シュワーツ著、 ファシリテーター完全教本 最強のプロが教える理論・技術・実践のすべて
タイトルに「完全」とか「最強」とかオドロオドロしい文字が並んでいて、アヤシイホント思われるかもしれませんが、内容は真っ当すぎるものになっています。
●プロフェッショナル・ファシリテーター アプローチの基本価値
確かな情報
情報に基づいた自由な選択
コミットメント
共感
●相互学習モデルの基本想定
わたしは情報を持っているが、ほかの人たちだって情報を持っている
わたしたちは、他の人の見ていないものを見ている可能性がある
相違は学びの機会である
人は与えられた状況下で誠実に行動しようとする
●プロフェッショナル・ファシリテーター アプローチの基礎ルール
想定や推察を確認する
すべての関係情報を共有する
具体例を挙げ、重要な言葉が何を意味しているかについて合意しておく
理由と意図を説明する
態度ではなく関心に焦点を合わせる
提案と質問を組み合わせる
次のステップと、意見の相違を解消する方法を
タブーを話し合う
必要水準のコミットメントを生み出す意思決定プロセスを使う
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