Zoomの連携サービスを紹介します。第55回はWorkizと (ワーキズ)との連携です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何?」という方は、第1回をご覧下さい。
何かと問題もある修理業者
先日ネット上でこんなニュースが話題になりました。
朝倉未来、スタッフがトイレ修理詐欺に? 直接対決動画を公開も「違和感がある」指摘のワケ
話題の主の朝倉未来さんは格闘家にしてYoutuber。そのスタッフの自宅のトイレが詰まってしまったので、修理の業者さんを呼んだそうです。トイレが詰まるとホントにどうしようもないですからね、駆けつけてくれるのはありがたい。ただ、問題なのはその値段。ウン10万円も請求されて、これは詐欺ではないか、ということで問題になったのです(結局は解決したみたいです)。
これに限らず、修理業者さんにまつわるこの手の話はときどき聞きます。ひどいのになると、「消防署の方から来ました」という触れ込みで消火器を販売するなんてのもありましたね。消防署の関係者ではなく、単に消防署のある方角からやってきたことを、「消防署の方から来ました」という言葉で表しているのだとか。
こんな問題を解決してくれるかもしれないサービスが、Workizです。
フィールドサービス運用プラットフォームWorkiz
Workizは、「フィールドサービス運用プラットフォーム」と呼ばれていますが、様々な修理を行うフィールドエンジニアを管理するために生まれたサービスです。どのエンジニアがどの現場に向かっているのか、お客様からの予約はどのくらい入っているのか、などを統合的に管理できます。
しかも、クレジットカードによる決済機能もついているとか。そうすると逆にフィールドエンジニアが勝手な請求とかできないわけで、上述のトイレ修理詐欺みたいなことが起こるのを防いでくれます。
その説明をホームページで見てみましょう。
Schedule jobs, get paid in the field and grow your business with Workiz field service software, trusted by over 43,027 service pros.
修理の依頼をスケジューリングしたり、現場での支払いを可能にします。あなたのビジネスを加速するWorkizフィールドサービスソフトウェアは、43,027人を超えるプロフェッショナルから信頼を得ています。
40,000人を超えるエンジニアの登録があるというのは、かなり大きい規模に見えます。
ちなみに業種はトイレ修理にとどまりません。
- Locksmith (錠前屋)
- Carlet Cleaning (カーペット清掃)
- Junk Removal (不要品廃棄)
- Garage Door (車庫の整備)
- Appliance Repair (設備修理)
など、人を現地に派遣してサービスを提供するという業態であれば、あらゆるものに対応しているようです。
Zoomミーティングでフィールドサービスのクオリティを上げる
では、ZoomとWorkizの連携サービスを見てみましょう。
Use Workiz and zoom together communicate with your field service clients. Communicate with your clients using Workiz and Zoom meetings to create a better service experience.
ZoomとWorkizを連携することで、フィールドサービスの顧客とのコミュニケーションをとることができます。これによって、提供するサービスのクオリティを上げることができます。
たとえばトイレ修理の依頼が来たとしましょう。その時、Zoomミーティングを体あげて、「どんな状況ですか?」というのを事前に確認すれば、より効果的に修理をできるのはいうまでもありません。ましてやZoomはスマホからでも使えるので、本当にフィールドエンジニア向けには便利なものになりそうです。
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