Zoomの連携サービスを紹介します。第27回はZoomとAppy Pie (アッピーパイ)との連携です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何?」という方は、第1回をご覧下さい。
特別な知識なしでもスマホアプリが作れたら?
今や誰もが使っているスマホ。そこには様々なアプリがインストールされています。使っているうちにふと、「自分でもアプリを開発したい」と思うことがあるのではないでしょうか。そこで、Appy Pieの出番です。
ちなみに名前の名称はもちろんアップルパイから。英語の表現で、「As easy as pie」というものがあり、「まるでパイを食べるように簡単」、つまり朝飯前を指します。つまり、Appy Pieは、朝飯前にアプリが作れますよ、と言うアピールなのです。
コーディングなしでアプリが作れる時代
では、実際にAppy Pieのホームページを見てみましょう。
No-Code platform for building digital products
コーディングなしのデジタルプロダクト制作プラットフォーム
しかも、制作できるのはスマホアプリだけでなく、
- ウェブサイト
- チャットボット
- グラフィック
などの選択肢があります。
その理論的背景として、ガートナー社の調査結果も掲載されていました。
By 2024, no-code application development will be responsible for more than 65% of application development activity.
2024年までには、アプリ開発のなかの65%はコーディングなしの開発が占めているであろう
先日の記事「第24回 ClioとZoom連携でリーガルテック実現」では、弁護士助手が10年後にはなくなっている職業であるとの予測を紹介しましたが、エンジニアもひょっとしたら将来的には仕事が脅かされるのかもしれません。
Zoomとスマホアプリを自動連携する
では、ZoomとAppy Pieの連携を見てみましょう。
Connect the apps you frequently use with Zoom to automate your tasks. Create Connects that automatically perform an action when a new meeting or webinar is scheduled or when a new recording is ready.
あなたがよく使うアプリとZoomを連携することで、仕事を自動化します。Zoomミーティングやウェビナー、あるいは録画がなされたとき、アプリを自動的に起動する
よく分からないので、もう少し説明を読んでみましょう。
For instance, your Connects can automatically register a participant for a Zoom Webinar after a payment is made through Strip or Paypal and add that registrant to Salesforce as a new lead, Contact, Customer or Opportunity.
たとえば、ペイパルなどを使って支払いがなされた後、その人をZoomウェビナーの参加者に登録することができます。さらに、その申込者をセールスフォースに登録することもできます。
となります。
ZoomミーティングやZoomウェビナーを自動化されたプロセスの一部に組み込めるというのが、この連携サービスのメリットなのでしょう。
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