Zoomの連携サービスを紹介します。第2回はGong.ioです。
Gong.ioの音声モニタリングで営業の効率を上げる
営業活動が企業の生命線であることは言うまでもないでしょう。その活動を効率化するためのサービスがGong.ioです。「THE #1 PLATFORM FOR REMOTE SALES TEAMS」(リモートセールスチームのプラットフォームのナンバーワン)を称しているそのサービスの中核は、音声データの解析にあります。
リモート営業活動の中で、電話によるセールストークは大きな地位を占めています。クロージング(受注獲得)という観点でも大事な要素ですし、コストという観点でも、営業マンの人件費を考えると、総コストに占める割合が大きなものです。
したがって、電話によるリモート営業活動を効率化したいというニーズは企業にとって大きなものです。そこで、Gong.io。電話での音声をモニタリングして、その成否をフィードバックしてくれるのです。
Zoomと連携できるGong.io
このGong.ioとZoomが連携されるとどうなるかは、下記のように説明されています(翻訳はプレゼンテーション・カレッジによる)。
When Gong and Zoom are connected, any meeting scheduled within G Suite or Office 365 is recorded, transcribed and analyzed to provide you with insights to improve sales performance, and keep on top of your game.
GongがZoomと連携されると、Gスイートやオフィス365を通じてスケジュールされたミーティングはすべて記録、文字おこし、分析され、最高の成績を上げるように営業効率を上げるインサイトが提供されます。
そして、こんな刺激的な言葉が並んでいます。
The game isn’t about having more conversations — it’s about having better ones.
大事なのは会話の量じゃない、質だ
このように、IT技術の助けを借りながら既存の業務の効率を上げていくのは、米国企業の強さだと感じます。
さらに深まるZoomとの連携
ZoomとGong.ipの連携を説明したページでは、「Coming soon (もうすぐ登場)」として、下記二つの機能が紹介されています。
- Using Gong for G Suite to schedule a meeting with a Gong consent page, using a unique Zoom meeting ID. (Gongの同意ページを使ってGスイートのミーティングをスケジュールする際、一意の(ユニークな)ZoomミーティングIDを設定できる
- Use Zoom’s native cloud recording for capturing Zoom meetings to be analyzed by Gong (Zoom本来のクラウド録画をGongの分析に使える)
このように、どんどんと機能が追加されていくのも、ZoomのようなSaaS型のサービスを使う魅力です。いわゆる売りきりのパッケージソフトだと、買った後にバージョンアップがどうこう、その際には追加料金がかかる、等となりがちです。しかし、ウェブを通じてサービスを買えるのは、気づけば最新のバージョンを手に入れることができるので便利です。
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