山﨑弘章、喜多野修次先生のご著書、「フリーランスにいちばんやさしい 最強のzoom攻略法: コロナショックに負けない!オンラインビジネスで生き抜く正しいZoomの使い方」を読んだので、類書との違いに絞って内容をレポートします。
フリーランスが最速で稼ぐためにはZoomセミナー
山﨑、喜多野両先生は、コロナウィルスの影響でフリーランスは厳しい状況であるとした上で、稼ぐためには下記が有効であると提唱しています。
当社でおすすめしているのは、インスタグラムを使った無料集客や広告を使った低コスト集客、LINE公式アカウントを使った教育、そしてZoomを使った販売という流れになります。
と聞くと、従来型の集客ツールであるツイッターやメルマガはどうなの?と疑問に思う方もいるでしょう。それに対しては、
ただ、現時点で収入が減少していて最短最速で結果を出さないといけないフリーランスにとっては、これらを使うのは賢明ではありません。もちろんツイッターやメルマガを使っていても収入は増やすことができますが、結果が出る出るまでに半年から1年以上かかるのが普通です。これでは今すぐ収入を確保したいフリーランスにとっては遅すぎますよね。
との明確な立場です。
Zoomセミナー開催までの4ステップ
では、具体的にはどうやってZoomセミナーを開催するのかに関して説明されているのが下記の4ステップです。
- 誰に向けたセミナーなのかを考える
- どのようなセミナーをするのかを決める
- 日程を決める
- 参加者特典を用意する
一見すると当たり前ですが、そこには著者ならではのノウハウが盛り込まれています。たとえば、3番目の「日程を決める」に関して。
基本的にはZoomセミナーは、毎月1回以上やっていくのがベストです。もし余裕があるなら、2週間に1回でもいいでしょう。なぜ日程が重要なのかというと、セミナー日程というゴールを定めることで「いつまでにお客さんを教育すればいいのか?」「いつセミナーの告知をしたらいいのか?」が決まってくるからです。いわばゴールから逆算するようなイメージですね。
ということで、集客から逆算してセミナー日程を決めることの重要性が指摘されています。
Zoomセミナーシナリオは4つのパートから
本書の特徴のもう一つが、Zoomセミナーのシナリオが掲載されていること。具体的には下記の4つのパートになります。
- 参加意識を高めるためのオープニングパート
- なぜ「あなたから」「今」「このセミナー」を聞く必要があるのか、価値を感じさせるパート
- 他社との違いやノウハウを伝え「あなたの商品が欲しい」と思ってもらうためのパート
- 「オファー」と「思い」が成功の鍵!Zoomセミナー後半の説明会パート
なお、本書においてはそれぞれのパートがさらに細かく別れて解説され、全体として12ステップが紹介されています。
たとえば、最初のステップの「参加意識を高めるためのオープニングパート」では、「パターンブレイク」というキーワードでセミナーのオープニングが説明されています。いわく、
よくあるZoomセミナーの始め方として、「こんにちは。○○です。今日はよろしくお願いします」という流れでなんとなく始めてしまう人が多くいます。でも、このようなありきたりなパターンで始めてしまうと、「ああ、いつものセミナーだな」と感じられて、参加者の意識が低くなってしまいがちです。
ということで、まさに「パターン」、つまりありきたりなものを「ブレーク」破って、型破りなオープニングが必要であると解説されています。
画像はアマゾンさんからお借りしました。
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