しっかり準備をし、きちんとプレゼンテーションができたハズなのに、イマイチ反応が悪い…ということありますよね。
そう、聞き手に伝えたいことが伝わっていないという現象。
ちょっとしたコツで聞き手に伝えたいことがきちんと伝わるプレゼンテーションができるようになります。
プレゼンのテーマを決める
まず、プレゼンの大きなテーマを決めましょう。
大きなテーマが決まっていないのに、資料を作り始めても、良いプレゼンテーションにはなりません。
プレゼンテーションのテーマは、「誰に、何を伝えたいか?」に沿って決めます。
これは、プレゼンテーションの核となる部分なので非常に重要です。
ここで勘違いしてはならないのが、「あなたが、何を伝えたいか?」ではなく「誰に、何を伝えたいか?」です。
プレゼンテーションをするプレゼンターが主役ではなく、聞き手が主役です。
プレゼンテーションに「どんな人が何の目的で集まるのか?」、ここから考えてまとめていきましょう。
プレゼンテーションのテーマを把握しているつもりでも、もう一度確認するつもりでプレゼンテーションのテーマをまとめます。
セクション分けしてタイトルと概要を載せる
プレゼンテーションのテーマが決まったら、目次を作るようなイメージでセクション分けをしていきます。
この大体の目次を作り、それに沿って組み立てていくことで内容がブレなくなります。
内容にブレのあるプレゼンテーションは、聞き手の頭の中を混乱させてしまいます。
このブレを無くすだけで聞き手の認識が深まり、伝わるプレゼンテーションになっていきます。
セクション数の目安はプレゼンテーションの時間によって変わります。
90分なら4セクション〜5セクション、60分なら3セクション~4セクション、45分なら2セクション~3セクション程度を目安にしてみましょう。
プレゼンテーションのテーマに沿ってセクション分けができたら、各セクションにタイトルをつけて簡単な概要を載せます。
この時点では、とりあえずのセクションタイトルと概要で大丈夫です。
プレゼン資料にセクションタイトルを載せる
各セクションページの初めには、タイトルと概要を書き込みます。
とりあえずでもいいので、このように資料を整理するとプレゼンター側も全体像を明確に把握できるので、各セクションの内容や流れが作りやすくなるのです。
ここまでできたら、あとは、各セクションを見ながら、伝えたいことや思いついたことをどんどん書き込んでいきます。
ネタを出し尽くしたら、プレゼンテーション資料を何度も見て、流れを考えながら詰めていきます。
スライドするときの繋ぎ言葉を決めておく
実は、スライドでプレゼンテーション資料を進めていく時の接続詞はすごく大事です。
スライドするときに、繋ぎの言葉がないと、ページとページの繋がりがなくなり、全体的にもまとまりがなくなるのです。
セミナーなどの参加者の集中力が途切れる原因にもなるので、スライドする時の接続詞をある程度決めておきましょう。
例えば「さらに詳しく説明すると」「ここで詳しいデータを見てみると」「例えば次のような例があります」「他の例を出してみると」「一方では」「話は変わりますが」などの一言です。
まとめチェックとリハーサルをする
プレゼンテーション資料が固まってきたら、各セクションの内容や全体的な流れ、伝えたいことの明確さなどを確認します。
プレゼン資料のチェックが終わったら、実際にリハーサルをします。
・時間通りに終わるか
・スライドと話のタイミングは合っているか?
・スライドの繋ぎ目が不自然でないか?
これらに注目しながらリハーサルをしておきましょう。
プレゼンは難しくありません。
これらのポイントを押さえておけば必ず良いセミナーや研修などのプレゼンテーションができますので、ぜひ参考にしてくださいね。