セミナー講師として一流になるにはどのくらいの経験が必要でしょうか?
もちろん人によっても違いますが、ザックリと1万時間だよ、と提唱しているのがこちらの本です。
マルコム・グラッドウェル著、 天才! 成功する人々の法則
以下、コンテンツ面のポイントです。
●「自主性」、「複雑さ」、「努力に見合う報酬」の三つが、満足のいく仕事に求められる特性であることは、たいていの人も同じ意見だろう。
●ホフステッドの次元は、異文化間心理学のパラダイムとして広く用いられている
以下、http://diamond.jp/articles/-/762より
ホフステードは、職業や仕事に関して人々が持つ価値観を国の文化と関連づけ、権力の格差、個人主義対集団主義、男性らしさ対女性らしさ、不確実性の回避という4つの「次元」で定義した(一般には「ホフステードの4次元」として知られている)
●大韓航空のパイロット
「英語を話す時、厳密に定められた自国のヒエラルキーの階層、”格式張った尊敬”、”形式張らない尊敬”、”慇懃”、”親しい”、”親密”、”率直”から解放される
●数字に強いは言語で決まる?
●私たちは往々にして、「数学が得意なこと」を生まれつきの才能だとみなす。”その能力”があるかないか。だが、ショーンフェルドにとって、数学は能力ではなく態度である。
●読む力に関して言えば、貧困家庭の子どもは”授業がないあいだ”は何も学んでいない
●ニューヨークのKIPP
「私の意見では、数学教育の問題は、融けるか融けないかを重視するアプローチにあると思います。すべてが大急ぎで進められ、最初に解けた者だけが報われる。だから数学ができる者と数学に向かない者がいるという気持ちになる」
●アウトライアーは好機を与えられた者、そしてそれをつかむ強さと平常心とを兼ね備えた者だ。
●「母が何をしてくれていたか、私に説明したかですって?私、そんなことを訊ねもしなかったわ。」ジョイスが回想する。「ただそうなった。私は大学に申込み、入学した。母を頼りにしていると気づきもしないうちに、母を頼りにできると信じて行動していた」
●ティッピングポイント
・小数の目利きに浸透すること
・記憶に粘ること
・環境が後押しすること
●まとめ
わずかなアドバンテージ(ホッケーで言えば1月に生まれたこと)が将来を左右する
転載になるためのトレーニングの量は1万時間
長時間にわたってトレーニングを詰める機会こそが並はずれた好機
500時間で1人前、1万時間でプロ
同じような好機があったとしても、その好機のタイミング次第で、成功が大きく分かれる
IT業界の成功者は同じ年代生まれ
個人の才能は二次的
成功した一部の人々は、当時うまくいっていた人々の仲間に加われなかった、あるいは加わらなかったからこそ、成功できた
ニューヨークの弁護士
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