池上彰さんといえば、テレビのキャスターとして抜きん出た力をお持ちなのはご存知でしょう。

そんな池上さんの「伝える力」の秘密を垣間見ることが出来るのがこちらの本です。

池上 彰著、伝える力

たとえば、「日本にはいわば『けしからん罪』が存在しています。」のような物事の本質をズバリとつく言い回しをどう思いつくのか、そんなコツが紹介されています。

なお、本書はPHP出版の月刊誌「THE21」の連載をまとめたものとのこと。なので、様々なポイントが混じっていますので、セミナー講師として池上彰さんの伝える力を取り入れるためには、ちょっと読み替えが必要であることを指摘しておきます。

以下、ポイントを。

●「つかみ」が大切

●綾小路きみまろさんが、毒舌の割には憎まれないのは?「綾小路さんから滲み出る人柄が伝わるからだと思うのです」
→そんな人柄をどう獲得するのか、考えたいものです。

●「ひと言謝られることで、なんとなく納得し、なんとなく許してしまう。非常に日本的と言えば日本的ですが、これが多くの日本人の感性です。」

●「文章力を高めようと思って、自分に課したことがあります。それは、接続詞をなるべく使わないことです。「そして」や「それから」の類です」
→これは池上彰さんクラスの「達人」の技なので、セミナー講師初心者ならば、まずは接続詞を意識することから始めるべきだと思います。

前ページ
藤沢 晃治著、「分かりやすい教え方」の技術を読む
次ページ
箱田 忠昭著、「できる人」の話し方&コミュニケーション術 なぜか、「他人に評価される人」の技術と習慣を読む
 
  説明上手なセミナー講師のページに戻る