セミナー講師ならば、アイスブレークの重要性はイヤと言うほどご存じでしょう。そして、時と場合に合わせたアイスブレークを行うためには、「引き出し」とでも言うのでしょうか、さまざまなネタが必要です。それを一気に紹介してくれるオイシイ本が、「青木 将幸 著、リラックスと集中を一瞬でつくる  アイスブレイクベスト50」です。

講師にとってアイスブレイクの意味は?

著者の青木先生は、アイスブレイクの目的を下記の7つに分類しています。

  • 緊張を和らげる
  • みんなの名前を覚える
  • お互いの理解を深める
  • 眠気を覚まして集中力を高め、リフレッシュする
  • グループに分ける
  • チームワークを高める
  • 視点やメッセージを伝える

アイスブレイクというと、その場を「暖める」ためにやるわけですが、それだけではなく蒸気のように浅間ざまな目的があるとのこと。

他のアイスブレイクを知りたいときの参考書籍

そして、本書の「おいしい」のは、他にもアイスブレイクの書籍を教えてくれているところです。

  • 今村、「アイスブレイク入門」
  • 石田、「アイスブレーク」
  • 三浦、「楽しいアイスブレーキングゲーム集」
  • 斎藤、「お年寄りにうけるレクリエーション」
  • 影山、岡崎、「みんなでトロプス!」
  • 國分、「エンカウンターで学級が変わる ショートエクササイズ集」
  • 堀、「チーム・ビルディング」

アイスブレイクの具体例

●共通項を見つけよう
「お互いの共通する点を3つ以上探してみましょう」
兄弟の数、血液型、好きなもの、嫌いなもの、大切な時間、面白いと思うもの

●となりのとなり自己紹介
一人目「山田です」
二人目「山田さんのとなりの鈴木です」
三人目「山田さんのとなりの鈴木さんのとなりの中山です」

●飴ちゃんグループ分け

●言葉でグループ分け
クラスの端から「な・つ・や・す・み」と声をあげる
「な」の言葉の人はここ、「つ」の言葉の人はこことグループ分け

●カレンダーでグループ分け
写真を切り分けてピースに分けて配布し、1枚の写真を完成させる

●1分をあてよう
目をつぶって1分で手を挙げさせる。手を挙げた人はその場で目を開ける

「目を開けたとき、『ああ』とか『やった』とかはいわないで下さい」

●空中拍手
ボールを投げあげて空中にある間だけ拍手をする

「今のような集中力でみなさんが今日の講義を聴いたらきっと良い会になると思います。『これはすばらしい』と思ったら、タイミングをみてぜひキレのある拍手をして下さい」

●だんだん○○になるボール
架空のボールを、「だんだん熱くなるボール」、「だんだん重くなるボール」

●お元気?マッピング
「今からみなさんの元気度を、縦軸と横軸で聞かせてもらいます。縦軸は体です。体調がよい人、体が元気な人はこの真ん中にあるボールよりも前、黒板側に来ます。…」「横軸は心の軸です。とってもハッピーで元気な気持ちの人は窓側、最近良いことがなかったとか、心の元気がないなあ、と思っている人は廊下側」

●だまし絵トーク
だまし絵カードを配って、この動物の鳴き声を立ててみましょう

前ページ
大村 はま (著), 苅谷 夏子、苅谷 剛彦著、教えることの復権を読む
次ページ
吉永 賢一著、東大家庭教師が教える頭が良くなる勉強法を読む
 
  セミナー講師養成のページに戻る