セミナー講師の養成にコーチングは大きな役割を果たしています。

レクチャーで一方通行に知識を述べるだけならともかく、対話型のセミナーで講師が受講者に考えさせ、「なるほど!そうだったのか!!」と感動すら引きおこすような学びを提供するためには、受講者の頭の中で自己との対話を引きおこさせることが必要だからです。

セミナー講師としてコーチングについて体系的に学びたいと思った時に手に取りたいのがこちら。

ウィットワース他著、 コーチング・バイブル―人がよりよく生きるための新しいコミュニケーション手法

評価は

★★★★☆ (お薦めです。買って損は無し)(評価の基準はこちら)

米国のコーチング団体CTI (The Coaches Training Institute)が提唱しているコーアクティブ(Co-active)・コーチングの全体像を余すところなく伝えてくれています。

合間合間にはさまれている模擬的なコーチングのダイアログも参考になります。

ただ、コーアクティブ・コーチングは、基本的な考え方として、「答はすべて相手(コーチングのクライアント)の中にある」というのがあるかと思います。これは、新たな知識を伝えるというセミナー講師の基本スタンスとは異なるので、多少の「読みかえ」が必要です。

本書で理論的なバックボーンを得た上で、実際のコーチングのセッションをうけたり、コーチになる教育プログラムに参加したりすると、セミナー講師の養成に効果的そうです。

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