「来てくれたら分かるから、とりあえず来てよ。損はさせない!」
と誘われたセミナーに行く気になるのはどんな時?

(1)講師が超有名で会ってみたいと思っていた時
(2)以前に同じ主催者もしくは同じ講師のセミナーに出てよかった時
(3)超ヒマを持て余してて参加費無料の時

くらいですよね。

来てくれたらわかる!は実績たっぷりの講師にしか通用しない

まだ自分に知名度がないときは、「来てくれたら良さがわかる!」では集客できないというのが事実。
そして何度も既にセミナーを開催していて評判も上々、リピーターさんもたくさんいます!という場合は
「来てくれたらわかる!」でも集客できるかもしれません。
でも、この(1)(2)は、既にセミナーの実績があるということが大前提。
まだ実績がない駆け出しの講師の場合、「来てくれたら良さがわかる!」で来てくれる人は
(3)の超ヒマだし無料なら行ってもみよっかなー…、という方々。
当然、当日のキャンセルも多くなります。

講師泣かせのメリット設定

なので、集客するときには「来てくれたら、あなたにとってこんなイイコトがあります!」と
参加者にとってのメリットをこれでもかと書きます。

ただ、メリットの設定を間違えると講師は大変…
・クオカード差し上げます★
・料亭のお弁当とお茶付!
・ティーカップのお土産付♪

参加者にとってはもちろんメリットですが、講師は苦労することになります。

だって想像してみてください。
クオカードやお弁当、ティーカップに興味のある人たちが集まってくるんです。
裏を返せば、自分の話には興味のない人たちが集まってくるということ。
つまり、自分の話に興味のない人たちに対してセミナーをしていかなくてはいけないということ。

なので当日は、まず興味を持ってもらうところから始めなくてはいけない。
興味を持ってもらうことに失敗したら、参加者は最後にお土産をもらえるまでの
退屈な時間をガマンすることになります。
当然、アンケートには「普通」もしくは良くないことが記載されて、
ひどいときには“あの講師の話はつまらない”とまでなってしまいます。

本当のメリット

だけど、もし自分の話に興味のある人たちが集まっていたのなら、話はすごく進めやすいですよね。

どうやって自分の話に興味のある人たちを集めて話しやすくするか。
集客のときに内容をお知らせするだけでは足りません。
このセミナーに参加したあと、どのようになれるのかというAfter像をしっかり伝えていきます。
このAfter像になれることが参加者の最大のメリット。
これをメリットだと感じた方たちが申し込んでくれるってわけです。

そうすると
・セミナー前からゴールを理解している
・そのゴールを目指そうとしいている

という方たちが集まっているので、
当日講師はゴールまで辿り着ける方法をしっかりとお伝えしていくだけ。

参加者も講師もみんなハッピー!

駆け出し講師ほど中身で勝負!

なので、セミナー集客に自信がないという、駆け出しの講師の方ほど、参加特典はオススメできません。
人が集まればいいというものではない、ということはもうお分かりいただけましたよね。
セミナーの成功は、集客の段階で既に決まってくるので、しっかり考えて行っていくべきです!

と言うのも私自身、駆け出しのころ、いくつかの企業様から
お客様向けのセミナーに講師として呼んでいただいていました。
だいたい、「内容はオマカセするので、お客さんが喜ぶお得な話をしてくださいね」
というアバウトな打合せで、当日行って話すだけでいいというもの。

自分で集客しなくていいからとても助かる!と思っていたのですが大間違い。
前述の「参加特典」は全て、私の過去のセミナーに依頼主が付けてくださった特典でした。
ですが当日はもう本当に大変。

…というのはすでにお伝え済でしたね(笑)

これは、依頼主が悪いのではありません。
講師は、しっかりセミナーに参加したときのゴールを依頼主にお伝えして集客にも加わるべきです!

とはいえ、特典に断固反対なわけではありません。
セミナーの内容に関するものや講師自身に関するもの(アピールできる著書など)、
次回のセミナーの割引券など、あくまでもセミナー内容を惹き立てるものであれば。
あとは、お菓子やお茶などリラックスしながらセミナーに参加していただけるものの場合は
メインメリットとならないように気をつけてくださいね。

あくまでも、メインは話の内容であり、話す講師です。

Kokubu