プレゼンテーションのよくある質問
プレゼンテーションの悩みがある方は、お問い合せフォームからご連絡下さい。プレゼンテーション・カレッジの講師がお答えします(質問内容によってはお答えできない場合がありますので、ご了承下さい)。
プレゼンテーションのコツ:全体に関して
- プレゼンテーション・ダイヤモンドモデルには「プレゼンテーション」、「ファシリテーション」、「コンテンツ」、「ドキュメンテーション」の4つの要素がありますが、どれが一番大事ですか?
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- どれが欠けてもプレゼンが残念なものになってしまうので全て大事です。ただ、順序としては、ファシリテーションによる聞き手の分析→コンテンツ作成→ドキュメンテーション→プレゼンテーション(リハーサル→本番)の順序になります。
- どれが欠けてもプレゼンが残念なものになってしまうので全て大事です。ただ、順序としては、ファシリテーションによる聞き手の分析→コンテンツ作成→ドキュメンテーション→プレゼンテーション(リハーサル→本番)の順序になります。
- プレゼンが上手になるためにはやっぱり「場数」が大事ですよね?
- 場数はもちろん大事ですが、場数「だけ」ではうまくなりません。大人になってから始めるスポーツと同じですが、最初に「理論」を学ばないと、いくらがむしゃらに練習してもうまくはなりません。理論を知って、それを体にしみこませるために場数を踏むのがもっとも効率的な上達法です。
- 学会の発表や講演会の準備をしているのですが、参考になるセミナーはありますか?
- プレゼンテーション入門セミナーは、単に立ち居振る舞いだけでなく「聞き手の意識をコントロールする」ことが学べますので、どのような形であれ人前で話す方には知っていただきたい内容です。
- プレゼンテーション入門編と一緒に受講するといい講座はありますか?
- 講師養成入門セミナーの同時受講をお勧めしています。講師を目指す方はもちろんですが、聞き手の気持ちを動かす話し方が身につくので、印象に残るプレゼンテーションをしたい方にはお勧めです。
- 継続的にスキルアップしたいのですが、おすすめの方法はありますか
- ティーチング・アシスタントとしてセミナーを「教える側」に回っていただくのがおすすめです。自分ではできているつもりでも、人に教えてみると以外とできていない、分かっていないことはよくあり、自分のスキルアップにつながります。
プレゼンテーションのコツ:プレゼンテーションに関して
- アイコンタクトの際、どのような順番で聞き手を見るのですか?
- 目の合いやすい人を中心に全体を見る感じです。ときどき、聞き手の中に目を合わせたがらない人がいますが、そのような人に無理に合わせるよりも、こっちをしっかり見ている人に合わせていくとプレゼンテーションがやりやすくなります。
- プレゼンテーションする会場が広い時は、アイコンタクトはどうしたらいいですか?
- 一人一人の顔(目)を見るというよりも、その辺一体を見るイメージです。人によっては、左右どちらかの一方向にだけ話してしまうこともありますので、左右も前後も会場をぐるりと見わたすことを意識してください。
- プレゼンテーションでアイコントロールが重要なのは分かったのですが、「こちらを見てください」とは言いにくいのですが…
- 「こちらをご覧ください」でもまったく問題ありません。ただ、そもそもが「言いにくい」と感じていると言うことは、ボスザルの地位をつかめていないからかもしれません。そのような場合、プレゼンの最後を「ご静聴、、ありがとうございました」でしめくくる「足軽プレゼン」になりがちです。セッションの最初にITEM法を使ってボスザルの地位をつかむことを意識してください。そもそものプレゼンの目的であるLeADER原則を踏まえるならば、「考えてほしい所を考えてもらう」ことは不可欠です。
- アイコントロールの際、「スクリーンを見てください」と言っても見てくれなかったらどうしたらいいですか?
- 「ここが」「この部分が」等、あえて指示代名詞を使ってスクリーンを見ないと分からないように話すと、比較的アイコントロールを効かせやすくなります。
- プレゼンテーションの基本動作が「T3ルーチン」というのは分かりました。タッチした後、手はどうしたらいいですか?
- 慣れるまでは下ろした後に、もう片方の手と組む、もう片方の手で持っている指示棒を両手で持つなど決めておきましょう。タッチしっぱなしだとメリハリがなくなるので下ろしてターンをしてから話すといいですね。タッチとターンとトークは基本的に同時進行しないように気をつけてください。
- 話す内容は全部暗記しているのですか?
- 座ってプレゼンするときのコツはありますか?
- 立ってプレゼンする時と大きな違いはありませんが、アイコントロールを効かせにくくなるので、そこを意識しながら話を進めてみてください。
暗記はしません。たとえリハーサルで暗記したとしても、できるだけ忘れて本番に臨むようにします。暗記したのを思い出しながら話すと棒読みになり、プレゼンのライブ感がでないからです。スライドをトリガーとして、「あ、ここではこれを話すんだ」と思い出しながら話していきます。
プレゼンテーションのコツ:ドキュメンテーション(スライド作り)に関して
- スライド作りの際、1スライドの文字数は何文字までですか?
- 必要にして十分な文字数です。「○字まで」と言うかたちにとらわれるのではなく、自分の伝えたいワンメッセージを届けるためにはどのような言葉が良いかで考えてください。似たような話で、1スライドで何分ぐらい話をするのかという質問がありますが、これも決まりきったものはありません。「1スライド1分」のように決めてしまうと逆にぎこちなくなるので、必要にして十分な時間を取ってください。
- スライド作りの際、フォントの大きさは何ポイントですか?
- おおよその目安としては、最低でも20ポイントを使ってください。
プレゼンテーションのコツ:ファシリテーションに関して
- 聞き手が眠そうにしていることがあるのですが、起こすコツはありますか?
- アイコントロールで聞き手の意識をつかむことも大事ですが、より本質的にはプレゼンの内容を面白くすることです。よくある、「ポイントは三つあります。第1に…、第2に…」という羅列型のプレゼンは面白味を出しにくいので、ストーリー感のPARLの法則を使って、聞き手をワクワクさせてみて下さい。