Zoom研修事例 滋賀県中小企業団体中央会様

Zoom研修事例
Zoom研修受講者Zoom研修受講者
滋賀県中小企業団体中央会 小林様

多くの組合や組合員企業の方に必要な事を提供したい。そう考えた時「Zoom使い方セミナー」開催を企画していました。

今回滋賀県中小企業団体中央会様には、『Zoom使い方セミナー』と『Zoom主催者セミナー』を二回に分けて開催していただきました。企画された小林様もご参加いただきましたが、率直なご感想はいかがでしたか?
【小林様】今は終わってホッとしています。率直な感想は「全てにおいて良かった」それに尽きます。なにより、和やかな研修会になったことが一番嬉しかったです。参加者の方々の笑顔も印象的で、笑いも時々おこっていて、主催者としてもありがたかったです。
今回のセミナー開催後、反響はありましたか?
【小林様】はい。電話を受けたときも「この前のセミナー凄く勉強になったよ」と声をかけて頂きました。直接受講者様の反応を知ることが出来、開催して良かったなと実感しました。
そのお言葉が聞けて嬉しいです。さて、今回のZoom使い方セミナーを開催するに至ったきっかけを教えてください
【小林様】私ども滋賀県中小企業団体中央会(以下「中央会」)として今回セミナーの開催企画を致しました。きっかけは、新型コロナウィルス感染拡大です。
私どもの活動拠点は滋賀県の大津にあります。ここ滋賀県も京都府・大阪府に近いということもあり、感染拡大防止のためにかなり気を配らなくてはならなくなりました。
三密を避けた結果、人が集まるイベントは勿論のこと、会議や研修会などの開催が難しくなりました。
その状況は中央会の会員である中小企業組合も同様でした。県内単一地区の組合、県内全域の組合、複数県域の組合と様々ですが、どの組合も感染拡大予防ため活動を縮小せざるを得ない状況でした。
その後、コロナ収束の見通しが難しくなったのをきっかけに、多くの組合の方のメリットになる事を提供しよう、という流れになりました。
多くの組合や組合員企業にとってお役に立てることはないかと考え、まずは「Zoom使い方セミナー」を開催すると決めました。
そうなんですね。かなり活動が縮小してしまっている状況が伝わってきます。まずは組合や組合員企業に提供するセミナーとして企画された、ということは理解できました。
ちなみにその時点で開催者側の滋賀県中央会様の内部では、どのくらいの方がオンラインを使われている状況でしたか?
【小林様】昨春4月頃の最初の全国緊急事態宣言が発令された時、当中央会でも即座に在宅勤務制度を導入しました。その際、通常業務をとめない為にも在宅勤務者もZoomで会議に参加する必要はありました。そういった意味では、内部でも徐々にオンライン化は進んできていましたので、中央会のメンバーも更に多くのZoom機能を使いこなす必要性もありました。

効率よく仕事を遂行するために活用するZoom。そして改めて気がつかされたのは「表情」も必要なコミュニケーションツールという事

Zoom会議に関する具体的なメリットは何でしょうか。
【小林様】仕事を効率的に進める為に優れている点ですね。電話やメールでも連絡手段として今まで通り使えます。しかし会議や話になると「表情」も一つのコミュニケーションツールになります。相手の表情が見えた方がより情報が伝わります。
そして、電話だと1対1ということが多いのですが、Zoomだと1対多数も可能になる。それも仕事を効率的に進める為に優れている点だとおもいます。
【小林様】あと、積極的に参加しやすい点もZoomの良さですね。今回このセミナーを開催してわかったのですが、普段参加されない方にも沢山参加して頂けた、という点。おそらく移動の必要性がない為、参加しやすかったからだと考えられます。
そして対面と違う点として、質問する際「チャット」や「ヘルプ機能」を使えた為なのか普段よりも質問しやすいという点を考えても積極的に参加して頂けたかなと思います。
沢山あるオンラインツールの中で、何故Zoomを選択されたのでしょうか
多くのオンラインアプリケーションがあるのですが、色々調べてみたところ、Zoomが一番広く使われていると思われたので、Zoomを選択しました。

これからのZoom会議は視聴しているだけではダメ。Zoom機能を使いこなしながら、本当の意味での会議に参加する事。それが出来る事で更なる活動の活性化につながる

今回「Zoomの使い方セミナー」ですが、入門編だけでなく、主催者編も開催致しました。両方を開催するに至った理由などありましたら教えてください。
【小林さん】最初は予算の都合で「入門編」だけに絞ろうかとも考えましたが、最終的に「主催者編」も追加していただきました。理由は、オンラインで組合の会議や組合員向けセミナーを開催する場合、誰かがホストをしなければならない。
主催者の心構えを知ることも重要なポイント。ならばこのタイミングで「主催者編」も開催しよう、ということになりました。
おっしゃるとおりだとおもいます。ちなみに小林さんご自身は具体的に学んだ機能をいかしてどのような事をされたいですか?
【小林様】中央会のセミナーをオンラインで、そしてオンライン形式と対面形式の両面を併せ持つハイブリット形式開催に挑戦したいとおもいます。研修会にはドンドンつかっていく予定です。

中小企業の様々な可能性を広げるお手伝いをし、より組合や組合員企業の方達に寄り添った形で更に活動を広げたい。県内の組合を支援する滋賀県中小企業団体中央会。

今回のセミナーにご参加頂いた皆様は、どのような方達だったのか、教えてください。
【小林様】ではまず、私たちの団体の説明からになります。私ども中小企業団体中央会とは、中小企業連携組織の専門機関です。中央会の目的は、中小企業の組織化を推進し、その強固な連携による共同事業を推進することによって中小企業の振興発展を図っていくことです。会員は、事業協同組合・企業組合・商工組合・商店街振興組合などの中小企業組合です。
確かに今回のように多くの中小企業様に向けて効率よくセミナーを開催出来るのも中央会様のお陰ですね。ちなみに中央会様は他にもセミナーや研修イベント等を開催しているのでしょうか?
【小林様】中央会としてセミナーは大きなものを年1回、小さなセミナーも年に数回開催しています。一つの組合から依頼を受けて研修会をする場合や、業界で複数の組合が集まり研修会をする場合。そして任意団体といって、協同組合事務局の方などが集まった団体として研修会をする場合、と開催方法は様々です。
セミナーや研修のテーマはどういったものが多いですか?
【小林様】協同組合の方々が受講されるのは、今回のZoomセミナーのように、「旬のネタ」や「その時に必要」となったテーマ等を設定することを心掛けています。
組合で開催されるセミナーのテーマは、組合の業界に関連する法律や法律改正について、業界で働く人に必要とされる技術について、販売促進の方法について等、業界・業種によって様々です。
確かに。今回ご参加いただいた方のリストをみていたら、本当に様々な業種の方がいらっしゃることに気がつきました。中央会様が関わる方の業種の幅の広さを改めて感じました。
【小林様】はい。本当に色々な業種の方がいらっしゃいます。今回Zoomを学んでいただいたので、コロナ以前ぐらいまでのイベントをオンラインで再開出来ることを期待しています。
中央会様はどんな存在でありたいと考えますか?
【小林様】中央会では、組合運営でのお困りごとについて相談にのったり、中小企業法についてわかりやすく説明したり、組合で研修会を開催される場合に補助をさせていただいたりしています。その他、組合のお困りごとについて、専門機関に繋いだ方がよい場合は専門機関にお繋ぎしたりもしています。常に皆さまのお力になりたい。お困りごとがあったときに頼られる存在になりたいと思っています。

初心者にもわかりやすい説明で安心。受講者も同時に手を動かしながらの実践形式で、オンラインというのを忘れるくらいにセミナーに没入できる

Zoom使い方セミナー受講前と受講後についてお伺いさせて頂きたいのですが、受講前は何か不安などありましたか?
【小林様】受講前は私自身もZoomの使い方をあまり知りませんでしたので、新しい学びに向けてとても楽しみではありました。しいて不安な点を挙げるとすれば、組合員の方達の多くが50~60代でしたので、その年齢層の方にご理解いただけるのかな、といった不安はありました。
が、実際当日になってみると、木田先生のご説明が本当にわかりやすかった。オンラインというのを忘れるくらい、会場との差を感じなかったです。参加者の方のアンケート回答もよかったです。
ではセッション中の当社のセミナー手法ですが、どのような印象を持ちましたか?
【小林様】説明だけの聴講式セミナーでなかったのがよかったです。受講者も同時に手も動かせるといった実践式セミナーを開催出来たのはオンライン開催の良さでしたね。
もしも現地開催だった場合、同じように手を動かし、操作しながら参加する実践式セミナーとなると、参加者各自がノートパソコンを会場に持参しなくてはいけなくなりますが、オンラインは会社、自宅などからも参加していただけた。オンラインの操作は本当に手を動かしながら学ぶのはとてもよかったです。
これは使えるな、と思ったZoomの機能がありましたら教えてください
【小林様】本当に多くの事が学べました。入門編で印象に残っているのはスタンプ機能やチャットの保存。主催者編ではテキストの書き込みからブレイクアウトセッションの使い方まで盛りだくさんでした。
セミナー中、印象に残った事はありますか
【小林様】顔見知りでない方と急に小部屋(ブレイクアウトセッションルーム)に入ったので緊張してしまいました。最初3~5秒沈黙というか、静止してしまいました。でもそれは最初だけで、その後話してみると3-4人で意見もいいあえて、表情も見えるので、とても便利だなと思いました。
対面でも隣の人と話してください、となるとやはり緊張しますが、オンラインだと、更に自分の周囲の静けさが増すので更に緊張してしまうかも知れませんね。
【小林様】はい。オンラインだと(対面とは)違う距離感を感じてしまいました(笑) 画面だけだと最初は対面よりも緊張するな、とおもいます。
しかしその後2-3回目のブレークアウトセッションは、普通に知り合いにあう感覚で、緊張せず話せました。そんな事に気づけたのも良かったと思います。

オンライン受付サポートなど、事務局側の流れも学べる

今回は受付運営サービスもシンメトリー・ジャパン株式会社をご利用くださったのですよね
【小林様】はい。木田先生とは別に、受付事務局の方が裏でフォローもしてくださっていましたので安心できました。セミナー前にも「Zoomトラブル脱出虎の巻」といったトラブル対処法も別紙で頂く事も出来ましたし、「運営マニュアル」といってどの人がどのタイミングで何をする、という事がかかれているものも頂けたので、今後自分たちで運営をする時の参考になります。

オンラインという選択肢が増えた。オンライン形式と対面形式を併せ持つハイブリッド形式で開催する事に挑戦し、より組合や組合員企業の方達に寄り添った形で更に活動を広げたい。

受講後、学んだ事を実践される機会はありますか?
【小林様】学んだ事を普通にツールとして使えるようになりました。木田先生の授業を受ける前までは多くの機能があることさえも知りませんでしたが、受講後の今は、使える機能ボタンが増えました。
【小林様】便利な機能を知ることで、今まで見えていなかった部分が凄く見えます。使いながら実際自身がホストになったときのイメージも湧いてきたので、それも良かったです。今はホストという立場になったとしても、落ち着いて使いこなす自信はあります!
【小林様】多くの会員様にご参加頂くという目標を達成するためには、あと何回かのステップを踏む必要があると思います。具体的には、オンラインの機能を使いこなせるまでのステップ。「色々な機能を知ることができた。」から「色々な機能を使いこなせる。」までのステップ。まだ数名は使い方がわからないとおっしゃっていた方もいらっしゃったので、そこが課題かな、と思います。
でも将来的に皆さんがZoom操作に慣れてきたら、作業場所の距離とか関係がなくなります。その時はものすごい速度で全てが進むとおもいます。楽しみです。
今日は貴重なご意見をいただきまして、ありがとうございました。

TEL 03-6459-0545 10:00 - 18:00 (土・日・祝日除く)
運営: シンメトリー・ジャパン株式会社

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