Zoomにはクラウド録画機能があり、Zoomミーティングの様子をオンライン上の動画ファイル(mp4形式)として保存することができます。その際、設定によって録画した動画の見え方が異なるので、その詳細とお勧め設定を解説します。

Zoomのクラウド記録の録画設定

Zoomクラウド録画設定

まずはクラウド記録の設定画面に入りましょう。Zoom.usにログインして左メニューの[設定]→右ページ上部の[記録]とクリックすることで設定画面を見ることができます。


では次にお勧めの設定です。以下の項目のみをオン(チェックを入れる)にするというものです。

Zoomクラウド録画設定

  • 共有画面でアクティブなスピーカーを録画
  • ミーティング/ウェビナーからのチャットメッセージを保存
  • サムネールを共有時に記録する


これによって、下記のような動画ファイルを生成することができます。

Zoomクラウド録画

なお、右上のサムネールの動作はZoomミーティング中のスポットライトビデオの操作によって変わってきます。スポットライトビデオを使っていないときはアクティブスピーカーが録画され、スポットライトビデオを使っている場合はスポットライトビデオが当たっている人が録画されるようになります。

Zoomクラウド録画のファイル名

Zoomクラウド記録では、設定によって複数の録画ファイルが生成されます。ファイル名の基本が下記となります。

Zoomクラウド録画の設定

 

Zoom.usでの選択肢と、録画のファイル名の関係を下記に整理しました。なお、上述の通りZoomミーティングでスポットライトビデオを使っている場合は、基本的にはスポットライトビデオが当たっている人のみが録画されるようです。ただし、状況によってはスポットライトが当たっていない人が発言すると、その人も録画に現れてしまう可能性ありますのでご注意下さい。(2021/04/22確認、Zoomクライアントソフトバージョン5.4.9)

Zoom.usの設定 ファイル名 画面共有時 画面共有無し
共有画面とアクティブなスピーカーを録画 日付_Recording_サイズ

共有画面と右上に一人の顔

【スポットライトなし】
アクティブなスピーカーが右上サムネールに録画される

【スポットライト一人】
当たっている人のみが右上サムネールに録画される

【スポットライト複数】
当たっている人の中のアクティブなスピーカーが右上サムネールに一人現れる。

スピーカービュー(一人の顔が大写し)

【スポットライトなし】
アクティブなスピーカーが大写し

【スポットライト一人】
他の人が話しているときでも当たっている人が大写し

【スポットライト複数】
2-in-1の画面ではなく、当たっている中でアクティブなスピーカーが大写し

共有画面とギャラリービューの録画 日付_Recording_gallery_サイズ 上記に準ずる

ギャラリービュー

【スポットライトなし】
通常のギャラリービュー

【スポットライト一人】
通常のギャラリービュー (当たっている人のみが大写しになるわけではない)

【スポットライト複数】
通常のギャラリービュー (当たっている人が大写しになるわけではない)

それぞれ録画→アクティブなスピーカー

日付_Recording_avo_サイズ

録画されない

アクティブなスピーカーだけ大写しで録画される。たとえZoomミーティング中に画面共有したとしても、それは一切録画されない。

【スポットライトなし】

アクティブなスピーカーが大写し

【スポットライト一人】

他の人が話しているときでも当たっている人が大写し

【スポットライト複数】

2-in-1の画面ではなく、当たっている中でアクティブなスピーカーが大写し

それぞれ録画→ギャラリービュー

日付_Recording_gvo_サイズ 録画されない

ギャラリービューだけで共有画面は録画されない。スポットライトを使ったとしても、その人が大写しになるわけではない。

【スポットライトなし】

通常のギャラリービュー

【スポットライト一人】

通常のギャラリービュー (当たっている人のみが大写しになるわけではない)

【スポットライト複数】

通常のギャラリービュー (当たっている人が大写しになるわけではない)

それぞれ録画→共有画面 日付_Recording_as_サイズ 共有画面だけ 録画されない
(真っ黒い画面)

Zoomクラウド録画のオプション設定

では、選択肢の細かい内容と、お勧め設定をチェックします。

  • 共有画面でアクティブなスピーカーを録画:前述の通り、このオプションはオンがお勧めです。

  • 共有画面でのギャラリービューの録画:このオプションはオフがお勧めです。もちろん、ギャラリービューで録画したい場合はオンにして下さい。
  • アクティブなスピーカー、ギャラリービュー、および共有画面をそれぞれ録画:このオプションはオフがお勧めです。もちろん、共有画面だけを録画したい場合など、オンにして、下記のオプションで好みの録画画面を作成して下さい。
    • アクティブなスピーカー :上述の表中ではファイル名に”avo”がつくものが生成されます。なお、これは想像ですが、avoは”Active View Only”の頭文字ではないでしょうか
    • ギャラリービュー:上述の表中ではファイル名に”gvo”がつくものが生成されます。なお、これは想像ですが、gvoは”Gallery View Only”の頭文字ではないでしょうか
    • 共有画面 :上述の表中ではファイル名に”as”がつくものが生成されます
  • 音声のみのファイルを記録:このオプションは、状況に応じてオンオフを切り替えることをお勧めします
  • ミーティング/ウェビナーからのチャットメッセージを保存:このオプションはオンにすることをお勧めします。Zoomミーティングの終了時に自動的にチャットファイルがテキストで保存されます
  • クラウド記録の詳細設定
    • 録画にタイムスタンプを追加する:このオプションはオフにするのがお勧めです。オンにすると時刻を表したデジタル表示が録画されます。
    • 録音に参加者の名前を表示 :このオプションはオフにするのがお勧めです。
    • サムネールを共有時に記録する:このオプションはオンにするのがお勧めです。オフにすると、録画右上のサムネールがなくなります
    • サードパーティビデオエディター用に記録を最適化する:このオプションはオフにするのがお勧めです。もちろん、必要であればオンにして下さい。
    • パネリストのチャットを録音に保存:このオプションはオンでもオフでも、状況にあわせて切り替えるのがお勧めです。
    • ミーティング/ウェビナーで共有された投票結果を保存する:このオプションはオンでもオフでも、状況にあわせて切り替えるのがお勧めです。なお、保存と言っても、録画されるわけではありません。Excelファイルが自動的に保存されるだけです。