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2017-01-02

インターネットを使ってセミナー集客するのは今やありとあらゆる業種において「当たり前」になっています。その理由は、「早い・安い・手軽」という、どこかで聞いたことがあるようなキャッチフレーズに集約される…のですが、実はもう一つ、見落としてはならないネットでのセミナー集客「だけでしか」得られないメリットがあります。これを、2回にわたって解説します。

(前編はこちらから)

相性抜群なインターネットとPDCA

ここで本題に戻りますが、インターネットを使ったセミナー集客と、このPDCAというのは、実は相性抜群です。「アクセス解析」と言いますが、インターネットの世界では自分のホームページがどのくらい見られているのか一目瞭然なのです。昔からよく個人のホームページには、「このページの閲覧者は、あなたで●●人目です」などという表示がありましたが、あれがもっと精緻になっていると考えてもらうと間違いありません。

どんな検索キーワードでこのページにたどり着いた人が何人か、平均的には何分ぐらいページを見ているのか、そしてそのうち何パーセントの人が購入(申込み)してくれたのかのデータが分かれば、セミナー集客のダイヤモンドモデルの中でどこに問題があるのか、がハッキリ見えてきます。これがわかればPDCAのサイクルをより上手に回すことができるのは簡単に想像できるでしょう。

セミナーに申し込みが来ない理由は?

たとえば、いろいろとセミナー集客活動をやっている割には申し込みまで至った人がゼロとしましょう。その原因を探っていくと様々な場合があり得ます。

  • そもそもページの閲覧者が少ない
  • ページ閲覧者は多いのだが、滞在時間が少なくてほとんど読まれていない
  • それなりに読まれてはいるのだが、購入には至らない

などなど。これをしっかりと把握した上で、適切な修正を加えていくことで、購入者数を増やすのが、集客活動に他なりません。たとえば、

  • そもそもページの閲覧者が少ない
     →誰かに紹介してもらうなど、告知にさらに力を入れる
  • ページ閲覧者は多いのだが、滞在時間が少なくてほとんど読まれていない
     →ページの構成と内容を変えて、閲覧者の興味を引くようにする
  • それなりに読まれてはいるのだが、購入には至らない
     →信頼感や権威感を醸成して、閲覧者の不安を解消する

となります。

ここまで来ると分かってもらえるかと思いますが、PDCAというのは、「ただ単にがむしゃらにやればいい」というものではありません。むしろ、数値でしっかりと現実を押さえた上で、できるだけ精度の高い打ち手の仮説を立てそれを実行するという、極めて合理的なプロセスであり、これとネットによるセミナー集客は極めて相性が良いのです。

改善のヒントがまったく見えない紙媒体

比較のために、紙媒体を考えてみましょう。しかも、ここでは実例を使って考えたいのですが、筆者が仕事を一緒にやっているパートナーと組んである業界紙に出稿した広告をお見せします。

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ある業界紙に筆者が出稿した広告

内容も打合せを重ねて頭をしぼって練り込んで、10万円以上のお金を払って出した広告ですが、結果は申込ゼロ。問い合わせの電話一本すら来ませんでした。あまりの見事な「空振り」に、力無く笑うしかない状況でしたが、そうも言っていられません。「これは困った、さあ、どうしよう」と当然考えるわけですが、打開するための適切な打ち手はなかなか考えられないんですよね。「そもそも、この広告は見られたのか」、「仮に見られたとしたら、どのくらい興味を引いたのか」、「申込みはともかく、問い合わせすら来ないのは、なにか読み手がためらってしまう要因があったのだろうか」等の情報が全くないのですから。

セミナーポータルで反応が30倍違った広告

ところが、インターネットの世界は違います。たとえば、これまた「空振り」した例ですが、ある時セミナーを主催したので、その集客のためにセミナーポータルサイトに広告を出しました。「ポータルサイト」は、インターネットへの入り口となる、ヤフーのような情報を集約したサイトを指しますが、セミナー情報に特化して情報を集約しているのが「セミナーポータルサイト」です。必然的に、そのポータルサイトの閲覧者はみなセミナーに興味があるので、私のセミナーにもジャンジャン申込が入る…と思ったのですが、実際のところは、しばらく申込ゼロ。ただ、インターネットの場合は、その理由が分かりやすいのですぐに打ち手を考えることができます。具体的には、セミナーポータルサイトのトップページに出しているセミナーのタイトルが今イチだったので、セミナー詳細を説明しているページがそもそも見られずに、申込がとれないという状況でした。これさえ分かれば、修正は簡単です。

1万円からはじめる安心投資講座 株式投資実践編

確かに見直してみると、これでは今イチお客様を引きつける力が弱いですね。そこで、

夢を叶えるのはいくら?「あの」特別講座が開講

というキャッチコピーに変えたところ、それだけで一気にクリック数は30倍。おかげで集客もできて、無事セミナー開催にこぎ着けることができたのです。

ここまで来ると分かってもらえるかと思うのですが、インターネットの発展によって、集客のやり方は変わってきています。昔の、それこそ紙媒体とテレビやラジオが中心の頃は、広告というのは比較的一方通行の世界ではなかったかと想像します。コピーライターと呼ばれる、言葉の天才がキャッチフレーズを考案して、それが当たれば大ヒットが生まれる…「24時間戦えますか。」、「そうだ、京都に行こう」など、今でも心に残るフレーズがありますが、それはマネしようと思ってもできるものではありません。そうではなく、インターネットを使った双方向の世界観の下では、とりあえず何かやってみる、アクセス解析で反応を見ながらより良くしていく、というPDCAのプロセスにより、ある意味広告のシロートでも集客できる時代になったのだ、としみじみと思います。