差別化は、商品を売る上では当然ですが、セミナー集客においても重要です。
セミナーの内容はソコソコだし、アンケートの結果も良いけれども、リピーターを確保できていないのは、差別化されていないからかもしれません。

ヒット商品を生み出している大手メーカーを考えてみてください。
Appleやダイソンなどのいくつかの成功例を思い浮かべてみると、しっかり差別化がされています。

今回は、セミナー集客でリピーターを獲得するための差別化の方法についてお話しします。

差別化で本当にセミナー集客できる?

セミナー集客でリピーターを獲得するためには、ナンバーワンではなくオンリーワンなセミナーを企画しなければいけません。

他にもよくあるような内容のセミナーの質を上げたとしても、長期的なセミナー集客にはなりません。

セミナーの内容を差別化した上で質を上げていけばオンリーワンなセミナーとして、苦労しなくてもセミナー集客できるほど受講者を引き寄せられます。

差別化とは、他にはない強みを見出して特に競合との差をつけることを言います。

セミナー集客の差別化の方法

セミナー集客のための差別化には2通りあります。

  • セミナーの内容やバックエンド商品がオンリーワン
  • 講師の存在がオンリーワン

今回はこのうちの「セミナーの内容やバックエンド商品がオンリーワン」の方に重点を置いたセミナー集客術の話を進めていきます。

セミナー集客の参考に!差別化で成功した具体例3つ

ここで、差別化により企業が成功した具体例を3つご紹介します。

  • Apple…Apple社のMacやiPhone、iPodなどはすべてシンプルなデザインで、感覚的に操作できるものばかりです。
    デザインに何色も使ったり、複雑な構造をできるだけなくすことで差別化を図り、ヒットしました。
  • ダイソン…従来の掃除機の吸引力はフィルターの質にすべてがかかっていました。
    掃除機の使用年数が長くなるごとにフィルターが目詰まりを起こして吸引力が低下していたのでフィルターの改良に力を注いでいるメーカーがほとんどでした。 しかし、ダイソンはフィルター以外の部分の改良に注目したことで、年月が経っても吸引力が落ちない掃除機を開発しヒットさせました。セブン-イレブン・ジャパン
  • セブン-イレブン・ジャパン…顧客との信頼関係を固く築いてリピーターを確保するために、顧客が求めている商品だけを陳列することに力を注ぐ方針で差別化をはかりました。 その差別化の継続のために「小分け配送」と「エリア集中出店」を実行して他のコンビニと差をつけました。

セミナー集客のために専門性で差別化戦略する3つの方法

差別化戦略の方法はいくつかありますが、ここではすぐに実践できるセミナー集客のための専門性で差をつける方法を具体的に説明します。

  • ジャンルを細かく限定する
    セミナーのジャンルをできるだけ細かく限定すると、専門性が上がりセミナー集客につながります。 例えば、サイトのアクセスアップがテーマのセミナーを「ブログ」や「WordPress」に限定するなどしてジャンルを狭めると確実な受講生を獲得できます。
  • 受講者を限定する
    受講者を細かく限定すると効果的に差別化戦略できます。
    例えば、「年齢別」「性別」「悩み別」などで受講者を絞り差別化によりセミナー集客につなげられます。
  • エリアを限定する
    セミナーを開催するエリアを限定することで差別化をしてセミナー自体の価値を上げるという戦略方法もあります。 東京でしか開催されない、大阪でしか開催されないなどのエリア限定をすると、価値あるセミナーとして受講者も虜になります。

このように、商品やサービスと同じようにマーケティングで重視されている差別化を図ると、苦労しなくてもセミナー集客できます。
セミナー開催ごとに集客に手を取られて肝心なセミナーの質を落とさないようにするためにも差別化は大事なことです。ぜひ取り入れてみてください。

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