Zoomの連携サービスを紹介します。第161回はZoomとSchoolTracs (スクールトラックス)との連携です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何?」という方は、第1回をご覧下さい

スクールビジネスにとってやっかいな「あれ」を解消

音楽スクールや水泳スクールなどの経営で一番「面倒くさいこと」って何かご存じでしょうか?それは、欠席者対応。誰が、どのくらい欠席したかを把握しておいて、振替先を探す…。資料が必要であれば、通常のクラスのものを保管しておいて、何らかの形で渡さなければならない。とにかくイレギュラーな対応が必要になるのが悩みのタネです。そんな苦労を解消してくれるのが、今回紹介するラーニング・マネジメント・システム (LMS)、SchoolTracsです。

ホームページを見てみましょう。”STUDENT ATTENDANCE & CATCH-UP LESSONS” (生徒の出席管理と振替レッスン)というタイトルで、

you’ll have no trouble organizing catch-up lessons for absent students or cancelled lessons with our simple rescheduling function.

リスケジューリング機能を使えば、欠席した生徒、キャンセルした生とへの振替授業対応も簡単です

との説明がされています。

生徒の参加状況を管理する二つのビュー

このような機能が盛り込まれているSchoolTracsは、出席状況の管理方法にも特徴があります。”FLEXIBLE ATTENDANCE SOFTWARE” (フレキシブルな出席管理ソフト)と言うことで、

  • Students’ Attendance View (生徒ごとの出席ビュー)
  • Timetable Attendance View (科目ごとの出席ビュー)

という二つのビューが用意されています。この中から、Students’ Attendace Viewを見てみましょう。

This dedicated feature of SchoolTracs allows you to find out information about your students’ attendance records quickly. In addition to this, you’ll have no trouble updating current attendance records for missed or rescheduled lessons.

SchoolTracsのこの機能により、生徒ごとの出席記録が見やすくなります。さらに、欠席状況や振替状況を更新するのも簡単です。

とのこと。言葉ではなかなか説明が難しいのですが、SchoolTracsのサイトにある画面キャプチャを見ると、その便利さが伝わってきます。

Zoomミーティングでも生徒の参加状況をチェック

では、ZoomとSchoolTracsの連携を見てみましょう。

With Zoom integration, you can create virtual meetings for your classes. SchoolTracs creates, reschedule, and remove the classes as required, without extra effort. The newly joined student is automatically added to the virtual meeting.

Zoom連携により、バーチャルクラスを設定できます。クラスのリスケジュールやキャンセルも簡単です。新しく参加した生徒も、自動的にバーチャルクラスに追加されます。

とのことです。最後の、新しく参加した生徒の自動追加機能なども、生徒の参加状況に注意を払っているSchoolTracsらしいものです。

ScreenClip

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