Zoomの連携サービスを紹介します。第50回はZoomとTraxart (トラッックサート)との連携です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何?」という方は、第1回をご覧下さい

営業ツールとしてのZoom

Zoomを営業活動に使えるというのはこれまでも紹介してきたとおり。「第2回 Gong.ioでZoom営業を効率的に」では会話の内容を人工知能が分析してよりよい顧客への提案ができることを見ました。あるいは「第5回 ZoomとPardotを連携してマーケティング・オートメーション」ではマーケティングオートメーションの雄、セールスフォースと連携できることを見ました。

今回紹介するTraxartもそのような営業活動の効率を上げるためのサービスです。問題意識としては、「Zoomウェビナー『後』の営業活動をもっと効率的にできないか」というもの。まずは典型的なZoomウェビナーを使った営業プロセスを考えてみましょう。

  1. 見込み客が興味を持ちそうなZoomウェビナーを企画
  2. Zoomウェビナー集客
  3. Zoomウェビナー実施
  4. フォローアップで商談化
  5. Zoom営業活動で受注獲得

この流れの中で4番目のフォローアップに活かせるのがTraxartです。

Zoomウェビナー中の行動に基づきカスタマイズ

では、具体的にTraxartに何ができるのか見てみましょう。

It takes a lot of effort to get attendees onto a webinar. Centralise their interaction data, segment and send hyper-personalised followups that get opened.

Zoomウェビナーに見込み客を呼び込むのは手間がかかるものです。彼らのウェビナー中の行動をとおしてセグメントに分け、開封される超パーソナライズされたフォローアップメールを送ります

Zoomウェビナー中の行動、たとえば投票への参加や質問などを測定し、「このパターンの行動をした人は商材の購入頻度が高いだろう」というのを抽出してくれるのです。しかも、その後に送るメールの文面も、カスタマイズされたものができるところもポイントです。「開封される」(get opened)というのは、フォローアップメールを送っても、開封されずにそのままゴミ箱にポイッというのが多いから。見込み客の受信トレイで目立たせて、思わず開封したくなるような件名を提案してくれるのでしょう。

件名に名前を入れたり、Zoomミーティング中の情報を盛り込んだり

では、ZoomとTraxartの連携を見てみましょう。

Traxart collects the poll, Q&A, message, chat and report data from your webinar or meeting once the event has ended and you have created a template for Traxart to populate.

Traxartは投票、Q&A、メッセージ、チャットなどのデータを収集します。ZoomウェビナーやZoomミーティングが終わるとすぐにレポートとフォローアップのためのメールテンプレートを作成します

メールテンプレートのところは、Zoomのサイトにイメージが掲載されていたのでお借りしました。

ScreenClip

件名にも参加者の名前(Ria)を入れてパーソナライズしていることが分かります。しかも、本文中ではウェビナー中に聞いた相手の状況まで盛り込んでいますから(本文中にyou are at seed stageというのが見えます)、これならば反応率が上がりそうです。

前ページ
第49回 ZoomとWorkona連携でウェブブラウザを便利に使うを読む
次ページ
第51回 ZoomとWeconveneで金融市場との対話をオンライン化を読む
 
  Zoom講習のページに戻る