プレゼンテーションの目的は、「聞き手に期待した行動をとってもらうこと」ですが、もう少し幅広く考えても良いのではないか?と提言している、ちょっと変わった本がこちら。

脇山 真治著、プレゼンテーションの教科書 増補版

いわく、プレゼンテーションとは下記の5つの型に分類されるそうです。

1.説得型
2.情報伝達型
3.動機づけ型
4.セレモニー型
5.エンターテインメント型

「エンターテインメント型」とは、

聞き手を楽しませて、幸福な時間を提供するためのプレゼンテーション。聞き手の気分を一定の方向に変化させ、心地よい安堵感を与えたり、リラックスさせたり、あるいは抱腹絶倒の高揚感を与えたりする。

え、え~っと、そうするとお笑い芸人さんの漫才やコントとかもプレゼンテーションなんです、かね?ちょっとさすがにそれは無理があるような気が…。

内容面でも、「PowerPointに10の書体ルール」という項目では(ちなみに、PowerPoint「の」誤植でしょうか?)、フォントはサンセリフ体を使う、全て大文字を使用するのはよくないとありますが(114-115pp)、これは英文フォントの話であまり日本人には役に立たないように感じてしまいます(日本語のサンセリフ体もありますが、Windowsでは標準でインストールされていないようです)。

一方で面白かったのは、イーストマンコダック社が提唱している「8H Viewing」というコンセプトです。これはプレゼンテーション会場の広さを規定するもので、スクリーンの高さを1としたときに、最後部の座席までが8の広さが適切であるとのことです。また、フォントの大きさはスクリーンの高さの1/25が推奨され、仮に100インチのスクリーンを使用すると、

 スクリーンのサイズ:幅2032mmx高さ1524mm
 最後部までの距離:12m
 文字の最小の大きさ:6cm
 PowerPoint画面の場合:22以上

とのことです。

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