会議って難しいですよね?

とくに司会をするとなればなおさら。参加者が忌憚ない意見を述べつつ、最終的にはチームとして合意でき、決められたことにコミットできる…

そんな会議を実現したいときに読みたいのがこちら。

堀 公俊, 日本ファシリテーション協会著、ファシリテーションの技術 「社員の意識」を変える協働促進マネジメント

「ファシリテーション」を「中立的な立場で、チームのプロセスを管理し、チームワークを引き出しながら、そのチームの成果が最大となるように支援する」と位置づけて、会議の生産性のみならず企業の組織風土まで変えられるツールとして解説しています。

まあ、ムリに企業変革と結び付ける必要はないのでは?と思ってしまいますが…いずれにしても、ファシリテーションは今やビジネスマンにとって必須のスキルと言っても良いでしょう。だって、ビジネス環境が激変する中、上意下達の意思決定は通用しなくなっているのですから。

以下、ポイントを。

●ファシリテーションのポイントはチームが取り組んでいるコンテンツではなくプロセスをコントロールするところにある。

●問題解決とファシリテーションのスキル
 プロセス・デザイン
  チーム設計
  プロセス設計
 プロセス・マネジメント
  共感のコミュニケーション
  意志のコミュニケーション
 コンフリクト・マネジメント
  コンテクストの共有化
  協調的アプローチ

●企業変革のセオリー
 戦略の改革
 業務の改革
 風土の改革

●共鳴のためのコミュニケーション・テクニック
 共感のコミュニケーション
  傾聴
  ペーシング
  復唱
  質問
  柔らかな主張

 意志のコミュニケーション
  論理
  MECE
  比喩
  図解
  非言語メッセージ

●オープンクエスチョン、クローズドクエスチョンの使い分け
 二つの質問を組み合わせる
  オープン→オープン
  オープン→クローズ
  クローズ→オープン
  クローズ→クローズ

●チャンクアップとチャンクダウン
 論点の大きさをコントロールする

●質問を使って柔らかに主張する

●ファシリテーターの7つ道具
アラームウォッチ
デジタルカメラ
マーカーペン
フリップチャート
付箋
クリップボード+紙
マーキングシール

●図解の4つの基本パターン
ツリー型
 ロジックツリー
 フィッシュボーン・チャート
 マインドマップ
サークル型
フロー型
 フローチャート
 プロセスマップ
 連関図
マトリクス型
 Tチャート
 ポジショニングマップ
 マトリクスチャート
 クロスチャート

●コンフリクト解消の基本ステップ
意識のギャップを見つける
 言語メッセージ
 被言語メッセージ

意見(コンテンツ)の違いを明らかにする
 共感
 意志

背景(コンテキスト)の違いを理解し合う
 目的の違い (purpose)
 視点の違い (perspective)
 立場の違い (position)

コンフリクトを解消するアイデアを出し合う
 回避的アプローチ (ノーディール)
 競合的アプローチ (ウィン・ルーズ)
 協調的アプローチ (ウィン・ウィン)

両者が満足するアイデアを選び出す

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