Zoomのウェブ連携サービス131 ZoomとPodia連携で動画コンテンツ販売

Zoomの連携サービスを紹介します。第131回はZoomとPodia (ポディア)との連携です。なお、そもそも「Zoomの連携サービスって何？」という方は、第1回をご覧下さい。

動画コンテンツ販売プラットフォームPodia

Zoomが普及し動画コンテンツが当たり前になった時代、動画を販売して収益を上げたいというニーズは当然出てくるでしょう。これを実現する方法はいろいろあって、たとえば日本にも進出しているUdemy (ユーデミー)に登録するというのもひとつのやり方です。そうではなく、自分のブランドで販売したと言うときに使えるのが今回紹介するPodiaです。

実はPodiaは、もともとは別の名前で運営されていました。Coach (コーチ)というのがそれで、家庭教師のためのプラットフォームだったのです。しかし、実際のところは家庭教師よりも、何かを個人で教えると言う使う人が多かったので、いまの業態に変えたのだとか。

競合サービスとの比較が便利

では、ホームページを見てみましょう。”Turn your passion into income” （あなたの情熱を収益に）というキャッチコピーで、下記のサービスが提供されています。

Everything you need to sell online courses, webinars, downloads, and memberships without worrying about the tech.

オンライン講座を売るための全てがここに。ウェビナーやダウンロード、メンバー課金サービスも、技術的な心配な氏に進められます。

ホームページで注目すべきは、”Compare”のパート。似たようなサービスを提供しているサイトとの比較がされています。まずは、オンライン講座販売での競合と目されるのは下記のサイト。

• Kajabi
• Teachable
• Thinkific
• LearnDash

一方で、メンバー課金サービスの競合と目されるのは下記のサイトだそうです。

• Memberful
• MemberMouse
• Mighty Networks
• Patreon

それぞれのサービスと金額が一覧表示されているので、選ぶのに便利です。

実際に、オンラインコンテンツ販売の表を転載しました。

Zoom連携、そして他の新興サービスとも

では、PodiaとZoomの連携を見てみましょう。

Podia supports Zoom Webinars and Meetings and requires a subscription to Podia’s Shaker plan. To sell Zoom Webinars or Meetings, a payment provider (Stripe or PayPal) must also be connected.

PodiaのShaker料金プランはZoomウェビナーとZoomミーティングをサポートしています。Zoomウェビナーやミーティングを販売するためには、決済業者（StripeやPaypal）と連携されている必要があります。

ちなみに、Stripeは本連載「第43回 ZoomとStripe連携で決済を簡単に」で紹介しました。このように、オンライン上の新興サービスと様々な形で連携できるのがZoomの魅力です。